- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344020474
感想・レビュー・書評
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こんなツレでゴメンナサイ。の文章がなかなか心地良かったので読んでみましたがうつ病でなく子育てについての文章として読みたいわけではなかったのがわかった。
文章自体は面白いが他人の子供の写真を見ているようであまり引き込まれない。
作者が悪いのでなく自分のミスチョイスでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コドモが2歳から3歳半までのエッセイ。東日本大震災をはさみ、関西に仮住まいするまで。
「母子手帳」を「こども手帳に」、
「イクメン=夫婦共働きの勤め人で、最初のコドモのときは奥さんが育児休暇を取得したが、二番目、三番目のコドモのときに奥さんのキャリア形成を助けるために、夫が進んで育児休暇を取り、育児に数ヶ月専念することになった人(p243)」と狭義にするメディアと役所などなど、イクメンへの壁、厚すぎ…。
10年くらいしたら「中学受験、どうする?」とか「反抗期のコドモとの付き合い方」とか、イクメンとしての意見もでてくるのかなー。
三歳くらいになると男の子は「ママかわいいねー、だいすき」とか言って母親はメロメロになるらしい(ママはテンパリストのごっちゃんも言ってた気がする)が、
子育てパーソンにはみんな言うのね。それってコドモが「かわいいねー、だいすき」って育てられてきた証なのかも。 -
男の育児本はなんだか理屈っぽいな~と思って読んで行ったら、巻末対談相手のトニー(「ダーリンは外国人」のダーリンです)の方がもっと理屈っぽかった(笑)
しかしこのタイトルはまやかしじゃないだろうか。普通これがタイトルだったら、息子に「パパ、どうしてお仕事いかないの? 」と訊かれてどう答えたかという、顛末が載っていると思いませんか?
実際は巻末近くになって、将来こう聞かれたらなんて答えようかなーという自問自答がちょっと載っているだけ。
第一種兼業主夫ならではの親子関係について読みたい人は、次の本まで待った方がいいと思います。 -
共感するところが多数あった。自分のヒステリーかと思いきや、誰でも通る道なんだとほっとした。
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「ツレうつ」のツレさん著。
パパになられたのですね、そっか~。
とかるーく読んでみたら意外にツレさん博識すぎて面白い。
2歳児の発達過程を客観的に把握してらっしゃる描写、特に良かった(テリブル・ツーとか)
鉄道オタクの息子さんにはびっくりしたけど、その吸収能力は素晴らしい。
あと大好きな「阪急電車」の映画が出てきて楽しかったな。
タイトルは絶対こっちの方がいい(笑) -
男の育児エッセイ。
子育ては家庭によって色々違いますね。 -
ツレさんの待望のエッセイ第2弾。
幻冬舎のWEBマガジンで連載中のエッセイはリアルタイムで読み続けてはいるが、こうやってまとまって読むとまた違った感じで読める。ちーと君はいわゆる「ちょっと育てにくい」お子さんである。平均よりちょっと発育がゆっくりかなと思われるし、偏食も並大抵ではない。それでもツレさんは子育てパーソンとして日夜悪戦苦闘されているのである。母親が育てても父親が育てても、どっちにしても一対一の子育てというのは追い詰められやすいものなのである。最近はツイッターでツレさんのつぶやきを読むこともできて、なんだか知らない人じゃないような気分になってしまう。
「どうしてお仕事しないの?」という質問は現代では専業主婦のママに向けても発せられる質問かもしれない。答えるのがとても難しい問いである。