- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344022751
作品紹介・あらすじ
僕が恋した少女は、「好き」という言葉がない国で育った。けれど、少女は、僕の知らない美しい音楽を知っていた-。世界をひとつにする魔法を見つけた、ちっぽけな僕たちの物語。タモリの発案を、キングコング西野が、過去最高の純度でモノクロームの絵本に。
感想・レビュー・書評
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前々から読みたいと思っていた絵本。
今日やっと読む事ができました。
原案がタモリさんで、絵と文がキングコングのにしのあきひろさん。
「差別」「戦争」「平和」がテーマとなっていると感じました。
そして、そのテーマを子どもでも理解できるような文章、そして緻密で温かみのあるモノクロの絵で表現されています。
物語の終盤では「争い」に対する、にしのあきひろさんの答えが提示されます。
今まさに戦争が始まりそうな気配がありますし、ウクライナ、ガザ地区は現在進行形です。
そんな今だからこそ、心にズシっとくるそんな一冊になりました。
今この世界のこの瞬間に「奇跡」が起きますように。 -
涙ポロリ…。
ノンフィクションじゃなく現実にあった様な感じで私の頭に残ってます。
最後のヨナヨナの人形劇の挿し絵にも感動☆
私も一歩踏み出そう!!
にしのさんハマりそう♪-
「涙ポロリ…。」
お笑い芸人さんを低く見るつもりは全然無いのですが、正直驚きました!とっても素晴しい~。もっと作品出して欲しいです(凄く時間...「涙ポロリ…。」
お笑い芸人さんを低く見るつもりは全然無いのですが、正直驚きました!とっても素晴しい~。もっと作品出して欲しいです(凄く時間が掛かると思うので気長に待ちますけど)2013/01/28
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にしのさんの素晴らしいペン画による
異文化交流の絵本。
話は深みがない感じがもったいない。
もっと練ったらもっといい話になったと思う。
絵はどれも素晴らしかった。
むしろ絵だけでもよかったんじゃないかな。 -
芸人さんのキングコングの西野さんとは…読んでから気付いた。
もともとタモリさん原案ということで、借りて読んでみました。
ストーリーとしてはありがちと言っちゃありがちやけど、何よりも注目するべきなのは絵ですね。めちゃくちゃ緻密に描かれていて、目を見張る。
あとは、あとがきがよかったです!西野さんの芸人とは違う顔を見れてよかった。 -
2012年の締めに読んでみた。本屋で見かけて気になったものの一度はスルー。が、やっぱり気になり続けたので師走の晦日にケーキ屋行きがてら買ってきちゃった。絵本としてなかなか良い。テーマが明確な物語もモノクロに徹したイラストも引き込まれるものがある。全年齢向け絵本として贈り物とかにも良いかもしれない。
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涙がほろりと出てきました。なんて温かい物語なんだろうと思いました。
誰かを思う、その気持ちが世界を変える。私も思って何かに挑戦しようという気持ちになりました。-
「その気持ちが世界を変える」
そうあって欲しいですよね。
にしのあきひろの筆力も素晴しい。きっと多くの方に読まれる一冊になりますよ!「その気持ちが世界を変える」
そうあって欲しいですよね。
にしのあきひろの筆力も素晴しい。きっと多くの方に読まれる一冊になりますよ!2012/12/04
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西野さんの著者の中で、タモリさんが”好きという感情がなければ戦争は起きない”というような趣旨のお話からこの絵本の話を作ったと知って、興味を持ったので読んでみました。
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こういう世界観大好き
絵本を自分の本棚に置きたいと初めて思った本
本棚に置いてたら1日1回は手に取りたくなると思う -
原案タモリで手にとったら、まだ読んで無いけど、あのえんとつ町のプペルのにしのあきひろ文絵だった。絵を追っていると少し疲れてきたが、物語のアイデアは、今までに無いものだった。音楽が奇跡をもたらすという世界。英訳併記までは全部読む元気は出なかったが。とにかく80年だか90年だかの根気のある奇跡までの物語。
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大人向け。絵が細かいし見にくい。お話も感動の押しつけを感じてしまう。子どもには向かない。
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"好き"の気持ちを説明するって難しい。
その概念を知らない人に、ある感情を説明するのって難しい。
普段なんとなく使っている言葉を本当に自分が理解できているのかをもう一度考えさせられた。
音楽がもたらす"感動"や"奇跡"は、たとえ住む世界が違くても、言語が違くても、共通なんだなと感じられた。 -
【あらすじ】
僕が恋した少女は、「好き」という言葉がない国で育った。
けれど、少女は、聞いたこともない美しい音楽を知っていた――。
(あらすじ)空中帝国に住むカンパネラ少年は、はるか下の地上にある深い森に、少女を見つける。 彼女に恋をしたカンパネラは、一度だけ、森で彼女と過ごすことが許されたが、所詮、かなわぬ恋。それでも、二人はつながっていたかった。 カンパネラは、それから50年かけて、大きなラッパを作り続けた。50年かけてようやく完成したそのラッパで、カンパネラはいったい何をしようというのか――? たった一度会っただけの女の子とのハッピーな奇跡のために、50年かけて魔法を作りつづけた、お爺さんのおはなし。
タモリの発案を、キングコング西野が物語に仕立て、さらに黒いペン1本で絵本にした。各界から評価の高い、にしのあきひろの絵本の最高傑作!
【感想】
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パラレルワールドをつなぐ音楽。
心のコリをほぐすこんな本は、年に何度か必要になる。
心をほぐす玉手箱のような絵本です。 -
テーマもいいけれど絵の緻密さ独特の味わいに見入ってしまう.かと思うと影絵のようなシンプルな絵もあってメリハリがあって素敵だ.
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大人の絵本と言うけれど、この本から得られ感じるものは子どもの頃から養いたい大切な気持ちのような気がする。
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インターネットに溺れがちなわたしで、音楽を一度諦めて嫌いになってしまいたかったわたしに響いた。
「魔法」というワードも日常とてもこだわってることなので、読んでいてなるほど…と思うことが多くありました。
絵がとても繊細、眺めているだけでも楽しいので、これが絵本だなぁと思いました。
気になっていた他の絵本も見事にぜんぶにしのさんのだったので、今度はカラーのやつ買って見たいな。