- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344023154
作品紹介・あらすじ
気持ちの良いひとたちとの、うたかたのとき。
感想・レビュー・書評
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2022年3月30日読了。図書館で借りた。
図書館では他に同じく小林聡美の『ていだん』も借りて先に読んでいた。なので感想が比較になるが、この本は「対談」である。一対一なのと、各組が長いのでこちらの本の方が中身が濃いような。でもちょっと長いなと、思う時も。そう、長いわりには内容は濃くないか。
もたいさん、柳家小三治さんの章が特に良かった。 -
石田ゆり子、井上陽水、加瀬亮、もたいまさこなど豪華な方と散歩をしながらのゆるい対談。おもしろかった。
特に印象深かったのは石田さんかな?
というか、石田さんちのはなちゃん 笑。
ほぼ日の連載は読んでいましたが、はなちゃんはやっぱりすごい!
ええ?えええ?靴たべちゃうの??箱ティッシュまるごと?壁に穴??
ひいいいい!!(でもかわいい)
あと巻末の写真...(特にもたいさん!)がとても素敵で、図書館で借りたことをはげしく後悔しました。
読み返したくなったら買おう。 -
図書館より。
いちばんはじめに読んだのは加瀬くんとのくだり。
折りしも「はじまりのとき」を観に行こうと思っていた前日だったので。
加瀬くん知りたさにここから。
このふたりは「プール」以来のお付き合い?
「東京オアシス」で、はっきりふたりの気の合いようみたいなものを感じた。
が、意外と読み進めていくとそうだったのか!という加瀬くんの心境や、
それまでのルーツ(本書には詳しく書かれていないが、某俳優=浅野忠信=の付き人だったと知り、たいへん驚く。英語が堪能なのも、帰国子女だと知る。)を知るきっかけになり、とても興味深かった。
興味深いと言えば、姉が東京に住んでいたものの、基本東京へ何度も足を運ぶことがなかったことも大きいが、ほんとによく東京のことを知らないがために、逆に、葛飾出身の小林聡美が、あちこち「散歩」と称してあちこち巡る「東京」にえらく惹かれた。
おんなじように巡ってみたくなった。
冷えた抹茶飲んだり、ホットケーキ食べたり。
あとなに食べたっけ?
交遊の幅もほんとに広くて、
こんな方やこんな方ともつながってるのか!
と思うと、脱帽。
少なからず40過ぎたら落語を聴こうと、ちょっとだけ影響されてるのは、
まぎれもなく彼女からである。
それにしても陽水さんと仲がいいのはほんとにびっくり。
巻末の写真がまたいい味出してる。
個人的にはもたいさんとの写真がいちばんほほえましい。
和んだ。 -
わたしはやっぱりもたいさんの回が好きでしたー。「怒りの沸点」の話とか。
会話わりとそのまま書き起こしてるからちょっと読みにくい感じあり。それもあるし小林聡美さんの声が好きなのでこれは映像で見たかった。巻末の写真でもだいぶ雰囲気伝わるけど、やっぱり会話聞きたい…。 -
小林聡美がゲストを招いての対談。
ゲストは井上陽水、もたいまさこ、柳家小三治、他。
本人もあとがきで書いているけど、かなりのグダグダっぷり。1人が長い!
これは文字で読むよりも映像で見たほうが絶対楽しいと思う。 -
ゆるり感が しっくりきます。 普通の 何気無い 会話に ほのぼの出来ました。「 パワースポットとか占いとか言われてもさ、この年になるといらないわけよ。」「おかしいよね。もうなるようにしかならないし、………( 続き略 )」 とっても 共感できました。
暖かくなったら 気のおける 友人を誘って 散歩したくなりますよ。 -
散歩しながらおしゃべりするのが大好きなので、企画自体が素敵!
そしてお相手もそうそうたる方々。
もたいまさこさんとのやりとりが特にたまらない。
ホットケーキを食べたくなったり、ボウリングに行きたくなったり。
花粉に負けず、出かけよう!と思える一冊。 -
小林聡美さんの友達と都内や箱根を散歩するという、読んでいてのほほんとする内容。
印象に残ったのは、井上陽水さんと加瀬亮の章かな。 -
女優・小林聡美が柳家小三治、井上陽水、もたいまさこ、石田ゆり子、加瀬亮など、気の置けないひとたちと気ままに散歩をしながら語り合った対談集。
時にくだらないことで笑い、時に深い話に考え込み、ぶらぶら歩いて、立ち止まって。私が女優・小林聡美に対して抱いているイメージの通り、素朴で飾り気のない、からっと晴れた空のような気持ちのよい空気が感じられた。取りとめのない話ばかりがつらつら続く最初の方は、話を追うのが少し辛かった。しかし小林聡美と対談相手との共通項で次第に対話のテーマが見えてくると、深い話になってきておもしろかった。
対談相手は年齢も活躍する分野も様々だったが、そんな人々の言葉を受けて、私の中で小林聡美という人物が再形成されていくのも楽しかった。人は付き合う人間に合わせて、たくさんの顔を持っているものだと思う。それは悪い意味ではなくて、そういういろんな顔を合わせて一人の人間だということであるし、様々な人と付き合うことで、今まで知らなかった自分自身の顔に出会うこともあるのかもしれない。私はこれからどのような人と出会うのだろう。その人を通して自分のどんな顔に出会うのだろう。そんなことを考えて、少しわくわくした。 -
昔から小林聡美さんの著書がすき。これまでのも全部読んだ。で、新しいの出ないのかなぁ~と心待ちにしていたところにこの本。対談本というカタチだが。
聡美節はなんとも可笑しい。もし、今後も対談するとしたら、意外なひととしてみて欲しいな。より面白そう。
聡美さん、今後もどんどん本出して欲し~い! -
小林聡美さんが好きで、彼女の書く文章もとても好きなので、エッセイは出版されたら必ず読むようにしていました。
今回は、散歩しながらの対談を一冊にまとめた本ということで、いつもとは違う毛色でしたが、対談相手がどなたも魅力的だったので読むことにしました。
当然ですが 喋り言葉で書かれているので、頭の中で小林さんがあの声とスピードで喋る喋る…おみくじを読み上げる場面では笑ってしまいました。
残念だったのは、対談(以下、散歩とします)中に撮られた写真が全て巻末にまとめられていたこと。井上陽水さんやもたいさん等は 頭の中で散歩風景がイメージできて入り込めたのですが、飯島さんや小三治さん等 メディアにあまり顔を出されない方との散歩は イメージしにくく、多少違和感がありました。
いちばん好きだったのは、小林さんとの付き合いがとても長いとされていて エッセイにも度々登場する もたいまさこさんとの散歩。小林さんがもたいさんを 「じいさん」と呼ぶところは、 あぁ、言ってる言ってる と思ってクスッとしました。もたいさんの恐ろしさも十分に出ていましたし…。
エッセイも 読まれる事を前提で書くから、あれがまるまる自分という訳ではない、というような事を仰られていましたが、それでもまた、エッセイが読みたいなぁと思いました。 -
小林さんが色んな人と散歩をしながら話をしていく形式。
落語家料理家俳優、そして井上陽水。
わたしの好きな人ばかり!
夏休みにのびのび読むのにぴったりの一冊でした。 -
何が悪いんじゃなくて、私がこういうのを読み慣れていないだけなんだと思う。小林聡美は好きだし、対談相手も素敵な人だけど、その人を知るまでに至らず、状況入り込むことも出来ず、残念。
ただ本の装丁は好き。硬い表紙が頑丈に白く、緑がドキッと効いている。
たいまさん本 -
久しぶりに見つけた小林聡美さんの本。
今回は小林さんと、役者・アーティスト・フードスタイリストなどなどと散歩しながらの対談集でした。
みんなそれぞれ味が合って面白かったのですが、フードスタイリストの飯島奈美さんとの対談が面白かった。
「かもめ食堂」は映画館に観に行った作品なのでよく憶えています。
この作品でフードスタイリストを担当していたのが、飯島さん。
何と、新刊のシネマデイジーで発見した「南極料理人」のフードスタイリングも手掛けていることが分かり、早速借りました。
小林聡美ファンなら楽しめる一冊だと思います。 -
小林聡美と、いろんな人が、散歩しながらしゃべる対談集。
写真は巻末じゃなくて、合間に挟んでほしいなぁ。雑誌連載ものをまとめたものっぽいので、その時の紙面はどうだったのか、気になる。
内容は、思ってたより面白かった!
個人的には、石田ゆり子の回がすき。ほぼ日の花ちゃんの手紙をみていると若干若いなぁと。ちょびが生きてて、おお!という気持ちになる。そして、小林さんも三谷さんと離婚する前なので、ちょいちょい話題にのぼる…
加瀬さんもいい意味で予想を裏切られたなぁ。
全体的にゆるゆるとお散歩してます。井上陽水の回が一番まじめに喋ってるかんじ(笑) -
話の内容が入ってこなくて、しかも写真が少なくて、書店で売り切れだから
アマゾンで期待して購入した分がっかりしてしまった・・・