奥の奥の森の奥に、いる。

著者 :
  • 幻冬舎
2.60
  • (3)
  • (5)
  • (37)
  • (35)
  • (5)
本棚登録 : 389
感想 : 37
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344023246

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 数年前に読んだ。
    結構好きかも。描写的にすききらいわかれそうな感じはある

  • 悪魔村が存在していてその中には特別な人間が住んでいる。
    初め、もしかしたらこの人が希少種かな、、と読み進めていましたが違っていました。
    いつも裏切られます。
    面白かったです。

  • 構成がおもしろいなあ。ラストに向けておもしろさが増していって読むペースがガンガン上がり一気に読んだ。
    名前や設定がファンタジー感強いのに長崎県諫早や佐賀など現実味のある日本の地名が出てきて戸惑ったがすぐ慣れた。

    サラとキラは"同じ"だったのかな。

    ガクやシンやメロなど純真な子達は可哀想だけど、サラは・・・ハルに責任感じるのに他の子には?

  • 結末は、予想していない展開だった。
    なんというか、ほかの方の感想を聞いてみたい作品。
    普通に人間の感情を持って生きているのに、悪魔になってしまうなんで可哀想だなぁ。

  • 本当の希少種は。
    知識が無いからこそ誰にも知られぬまま暮らしていたのだろうが、逆を言えば一生あの場から逃げ出せなかったら地獄だったろうな。
    偽物を態々渡してまで二人の経緯を見ていたのは少し不愉快だが、何かの拍子にと考えたら一番いい結果だったのかもしれないな。


  • 私が望んでいた山田さんの作品とは違ったが
    楽しく読み進めることができた。

  • 全力ファンタジー。何かジャンプとかのマンガ読んでる気持ちになりました。

  • 悪魔の血を持つ人々は日本のある場所で、隔離されて生きている。ほとんど幼い間に死んでしまうがまれに10歳まで生きた男子は15歳すぎると悪魔を発症してしまう。日本政府は彼らを強制的に繁殖させ、その中の「希少種」のみを狙っていた。ほかのただ、人の魂を食らうだけの悪魔になれば即座に殺される。
    メロを含め数人の少年たちはいつ悪魔を発症するかわからないので、村の中でも隔離されある施設に入れられた。そこで母のある気転から、脱出することに成功する。
    希望した数人で森をどんどん進んでいくが、少年たちはどんどん悪魔化してしまう。
    このまま町にでたら、人の魂を食べてしまう。
    でも、いま離れたら、一緒に逃げている幼い子や好きな女の子が敵につかまってしまう。
    せめて、この森を抜けるまでは正気を保ったまま・・・・。
    というお話です。
    もっと、森を抜けてからの話がメインなのかと思ったら、森を抜けるまでの話で、山田悠介さんっぽい・・オチがみえるというか・・(^^;)今どきの若い子が好きそうな、映画化とかしやすそうなお話しだなぁ・・・って思いました。

  • なぜだか時々山田さんの小説を読みたくなるのだが、読んでいつも失敗だったなと思う(^_^;)
    設定はいいのに、もったいないよね。

  • 2013年読了

全37件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田悠介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×