リターン

著者 :
  • 幻冬舎
3.19
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本棚登録 : 578
感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024106

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    高尾で発見された手足と顔がない死体、それは、10年前ストーカー・リカに拉致された本間だった。警察官を殺し、雲隠れしていたリカを追い続けてきたコールドケース捜査班の尚美は、同僚の孝子と共に捜査に加わる。捜査が難航する中、孝子と結婚の約束をした恋人・捜査一課の奥山から連絡が途絶えた。彼の自宅に向かった二人が発見したのは…。


    『リカ』の10年後の続編...
    前作ほどの衝撃はないものの 手足と顔のパーツの無い本間と10年も一緒に暮らしていたことに驚きました。
    リカの詳しい生い立ちなどわからないまま リカは本当に死んだのでしょうか?
    尚美はミイラ取りがミイラになっちゃうのでしょうか?
    またまた、続編が気になります。

  • 面白かった作品の安直な次回作。前作は残虐さじゃなく、執拗さが怖かったんだけどね。10年捜査しても見つからなかったのに、アッサリ見つけるし。異様な見た目設定なのに、目撃談は無いし。。。
    最後はありがちな、ミイラ取りがミイラになる終わり方。
    リカが面白かった人は読まない方が良いかも。

  • 前作『リカ』で行方不明になった本間の死体が発見されるというカタチでストーリーは始まる。前作の『リカ』が私の中では、あまり響く作品では無いから、こちらの作品もサラッと読み終え、たいした感想も思い浮かばない。
    しかし、リカは人間ではない。人智を超えた何かだ。並大抵のことでは死なない。ターミネターだ。あまりにも凄すぎて感情移入が出来ないというか、破天荒すぎる。
    今回は警察組織とリカの対決で、リカを追い詰めていく流れはそれなりに面白かったけれど、同僚の刑事である恋人の惨殺死体を発見した割には、その心情に触れる事も無くストーリーは進んでいく。それも肩透かし。

  • 一言で表現すれば「チープなホラーサスペンス」ってとこでしょうか。警察が間抜けすぎるし、リカがあまりにも女ジェイソン的なデフォルメで、やりすぎ感満載だし、つっこみどころがてんこ盛り。
    たとえば同じような路線でも、ルメートルの「丁寧な仕事」と比較すれば、チープさが際立ちます。
    まあ笑えたので星2つ入れておこうかな。

  • あまり内容の無いミステリー。

  • うーん、前回も何でやねんと思うところはあったけどどこか惹き付けられた。リカのあまりの不気味さとか人間なのかそうでないのか、など。

    今回は怖さはあまりなく、それならなぜリカがそうなっていったのか、などもよくわからないままで消化不良…最後もリカの再来を予告してるのかもしれないけどイマイチ納得できない。

  • B級映画のプロットを読んでいるような・・・しかもそれほど潔さがない。つっこみどころが満載すぎる。

  • ・・・・。

    よくまあ、途中で投げ出さずに最後まで読めたなぁと…。
    興味深い設定に、結末を見届けずにはいられなかったのだけれど……(苦笑)。

    ツッコミどころが山ほど!

    全て挙げたらキリが無いため、特にと思う点をいくつか。

    ●ホラーかっ?
    ……超人的な“犯人”が、なぜにその力を得たかが最後まで謎のまま。

    ●使ったオモチャは、片付けましょう。
    ……気を持たせる登場にも関わらず、何の伏線ですらなく投げっ放しな、“報道記者のくだり”。

    ●詳しくタネ空かししてくれ、とまでは言わないが・・・
    ……作中で警察関係者から、あれほど繰り返し「あり得ない」と語られていた“潜伏場所”が、実は灯台もと暗しだっただなんて…。“実は近くにいました”だけでの表記で済まされてしまっては、さすがにちょっとアンフェア過ぎでしょ……。

    ★2つ、4ポイント半。
    2015.04.27.図。

    ※ここのレビューを読んだところ、続編だったらしい。しかも、元本は“ホラー”。さもありなん(笑)。

    ホラーならホラーと、ハナからそう謳われていたのなら……、最初からホラーとして読んだなら、もう少しは楽しめたかもしれない(苦笑)。

  • なんじゃこら。
    中学生の落書き並みに説明下手な…
    どうしたよ。
    適当に書いたな。

著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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