リターン

著者 :
  • 幻冬舎
3.19
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  • (43)
  • (5)
本棚登録 : 578
感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024106

感想・レビュー・書評

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  • 前作「リカ」を読んでTVドラマも始まったので読まずにはおれないだろう。ただ初期設定でリカを眉目秀麗にしていないので残念ながらグロだけの展開になってしまいエロがないのが残念だ。高岡早紀レベルにしておけばエロ展開も可能だったのにおしい。しかしここで死んでしまっては続編は作れないだろう、次は「リバース」ってことらしいがは遡ってリカの生い立ちでも書く気かな、それとも尚美にバトンチェンジ?ホラーサスペンスといっても超越した展開が多く「貞子」に近い感じがする。

  • リカリターン。本間の遺体が山から見つかった。死因は喉に食事を詰まらせて死んだのだから、あれから10年ほどリカと共に暮らしていたと思うと、本間を助けられなかった菅原は心を壊してしまったので、死体が見つかった事を知らない事は彼にとっては良かったかもしれない。しかし、リカは出会い系サイトで知り合った男性を殺害した。それは孝子の恋人で捜査一課の奥山だった。孝子と尚美は本間になりすましてメールを送りリカと会う事に。あんなに捜査員がいたにも関わらず尚美を拉致した。孝子によってリカは本当に死んだのか未だ信じられない。

  • 気のせいだと思いますが、読んでる間中、目が痛くなりました・・・

  • 10年も動かない彼を自己満足のみで愛せるリカの異常さといったら。
    尚美にもその狂気が移りつつある…のかな?

  • 「リカ」の恐怖ふたたび!

    前作とは別の人物の視点で進むので、またちょっと違う雰囲気ですね。
    「怖くなかったからイマイチ」という意見もチラホラ見かけましたが
    怖ければ良いわけでもないですからね。とはいえ、前作の方が面白かった。
    続編ってそんなものですかね。

  • リカの続編。最後の終わらせ方には、少しゾクゾクするが、それ以外は免疫がついた事もあり、少し淡々と読めてしまった。

  • 前作リカより怖くはなかった。
    けどラストでおいおい〜〜ですよ。

  • 前作「リカ」から10年経った新たな展開を綴ったサスペンス。
    前作に比べて怖さが減り、代わりに警察捜査の側面が多く描かれていたので個人的には読み物としてこちらの方が好みでした。
    とは言ってもリカの狂気性は相変わらずで、特にラストのシーンはゾクゾク。
    エピローグで感じたのは、人間がもつ愛情というのは多かれ少なかれ、こういった狂気性(究極の愛?)を秘めているということ。気をつけねば…

  • ■ 15168.
    〈読破期間〉
    2015/11/28~2015/12/7

  • 同じことの繰り返しが多いのでサクサク読める、ルメートル後に読んだので軽さにクラクラしました。リカの凄まじさは超人的で、もはやギャグのレベル。グロさにも慣れてしまいました。ラストはちょっとゾクっとはしたけれど、あれほど忌み嫌っていた路線になぜ近づくのか、疑問が残ります。

著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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