- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344024366
感想・レビュー・書評
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シリーズ第3弾。グロさは相変わらずだが、本作は黒井マヤ自身が深くかかわる事件が描かれている。代官様とマヤの距離も一歩近づいた感じで、自作を早く読みたくなった。また、本シリーズだけでなく、同著者の他の作品にも興味がわいたので、そちらもぜひ読んでみたい。
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死体を作品と呼び、あわよくば一部を持ち帰ろうとする死体愛好家の女刑事・黒井マヤ。彼女にも登場人物のだれにも感情移入できないがストーリー展開がおもしろく読ませる小説。現在の彼女の原点となる中学校時代の出来事と現在が交互に語られる。実際の殺人を撮影した映画をスナッフフィルムと呼ぶことを初めて知りましたが、一生ご縁のない世界だと思います。
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ドSというより、猟奇趣味(こわっ)全開。マヤの中学時代の話と現在の殺人事件が交互に語られていく。マヤの父上登場で、代官山、どうなる?(この辺は笑って息抜きタイム) 今のところ、この巻が1番おもしろいかもしれない。
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シリーズ3作の中では、一番好みかもしれない。マヤの過去が覗けるのが良かった。お父上が気になる。
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マヤの過去あれこれ。3作中一番面白かった。
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また変な人が出てきました〜
1作目は覚えてないけど犯人みんな精神異常者というのにはいろんなことを通り越して笑える
回想の件はおもしろかった〜
前作よりはいいと思う
そして今回も読むのは楽ww
次のシリーズの犯人も精神異常者でしょ? -
死体の様子がすごいことになっているのに普通に読み流していることに気づきました。慣れというのは恐ろしい…。今回は姫様の過去の出来事と現在とが並行で書かれさてどこでどう繋がっているのか、と想像しながら楽しく読めました。姫様の過去が少し明らかになったり、相変わらずの姫様の趣味(これだけはもうちょっと控えてほしいかも)、不死身の浜田さんに彼にライバル視される強烈なキャラ駒田、と事件の本筋とは別の部分も楽しく読むことができました。さて、姫様のお父上との対決で代官様のこの先や如何に。今後が気になります。
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ドS刑事シリーズ 第3弾 書下ろし
・プロローグ
・神童キリコ―2001年1月8日
・代官山脩介―立川・スイーツ食べ過ぎ殺人
・神童キリコ―2001年2月14日
・代官山脩介―浜松電気椅子殺人
・神童キリコ―2001年2月17日
・代官山脩介―浦和・まぶた切除殺人
・神童キリコ―2001年2月19日
・代官山脩介―恵比寿・神童家
・代官山脩介―長野県・深森町
・エピローグ
捜査一課の殺人担当の3人、猟奇マニアの黒井マヤ、マヤに見初められた代官山、少年のようなキャリア刑事浜田が、ケーキ食べ過ぎ殺人事件を担当する。
その背景に被害者がかつて加害者になった時の因縁が殺害された理由に関係することがわかってくる。
そしてその黒幕の犯人はマヤの悲しい過去の事件もにも関係していく。
マヤのバックボーンに迫るシリーズもの。
なぜ彼女は猟奇マニアになったのか、なぜ刑事になったのか?
マヤの違った一面が垣間見える作品。 -
(内容)
死体好きのゴーマン女刑事にも、トラウマがあった。マヤ様がドSに目覚めた、中学時代の惨劇とは?
東京・立川で無数のスイーツに囲まれた死体が見つかる。被害者は無理やり大量のケーキを食べさせられて胃が破裂していた。捜査一課第三係の「姫様」こと黒井マヤは、 “この事件と同じくらい殺人現場がエレガント"な、浜松の電気椅子殺人事件を洗い直す。すると捜査が進むにつれて、マヤの心の奥底に眠っていた中学時代の「ある記憶」が少しずつ呼び起こされ――。ピュアで可憐だった黒井マヤが、「ドS」になった、意外なルーツが初めて明かされる。シリーズ累計30万部突破の、人気ユーモアミステリー最新作!