くすぶる力

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 171
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024830

作品紹介・あらすじ

うだつが上がらない自分への処方箋。パッとしてない自分を、まず認めよう。

感想・レビュー・書評

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  • くすぶりは悪くない
    縛りがなければ仕事はクリエイティブにならない
    プロの才能と張り合う
    自分でチャンスをつかむ
    いきなり大きい絵を描こうとしてもダメめ、とにかく小さいものを仕上げ、小さいところから始める
    相手がいいと思うものがいいもの
    相手をいかに楽にしてあげるかを考え、弟子
    生活パターンを変えて会いまくる
    公認会計士 なぜそんなにがんばれる
    銀行に勤めていた時のことを思えば、なんてことない
    くすぶる時に自分という本体に疑いをもってはいけない。自分を肯定する。否定するのではなく、ただ修正すればいい

  • 日頃感じているモヤモヤに「くすぶる力」と名前をつけてくれた。具体例を交えながら「くすぶる」ことへの考え方を示しており、くすぶっている自分を肯定させてくれ、やる気を起こすきっかけになる一冊だと思う。くすぶったまま終わらずに、命燃やせるようにしたい。

  • ハングリー精神の必要性。
    最近口癖にように「安定が好き」と言っていたけど、見直したい気持ちになった。

  •  口では大きい事を言ったり、想像だけで何も出来てない今まさにくすぶり中の自分にぴったりな本だった。追い詰められないとできないこともあるのかもしれない。どうでもいいやと投げ出すのでははなく、どうにでもなれと挑戦する方が楽しそうだ。くすぶる力、爆発させたい。

  • 今の自分の置かれている状況を、もっと活かそうという気になれた。役に立つ、立たないには関わらず、もっといろんなことをやろう。

  • 著者、無給時代があったのか!!とまず驚いた。中身は簡単にかかれていた。

  • 【いちぶん】
    「くすぶる」という動詞は、私にとって基本動詞だった。

  • くすぶりっぱなしなわしにはどストライクな本だった。これからは失敗しないように入念な準備をしてことにあたりたいと思う。

  • くすぶり時代にこそ、可能性がある。
    著者、齋藤孝さんの人生と知恵が詰め込まれた一冊だと思った。

  • 市立図書館で、あまり良い意味で使ってこなかった言葉が力になっている題に惹かれて借りました。
    久しぶりの齋藤孝氏の書籍。
    くすぶることは良いことなんだ。
    希望が見えました。
    もやもやとしたここ数年も、くすぶっていたのかもしれないと自己理解が深まりました。

  • 自分に置き換えられることとそうでないことに分かれていたけれど良本。
    後半は少し勝者のバイアスがかかってるかな、とも。追い詰められて潰れる人間もいるからね。ほどほどに。

  • もし今くすぶっているなら、本田圭佑を見習えばいい!: Meet Up 大阪 @ blog
    http://meetuposaka.seesaa.net/article/420909917.html

  • まあ、学生さんとか、20代や30代前半くらいの人向けに書かれた本なんだろうなという感じ。同世代の私などからすれば、くすぶってた頃のまさにそのときの感情をもっと吐露してもらって、共感したかった・・・って勝手に思ってしまってたので、評価が星3つなのはちょっときびしめなのかもしれないけれど。でも、同世代でも参考になることは多かったです。忘れてたことを再確認させてもらえたりもしてますし。最近、自分は頭で考えてばかりで、ちっとも「アイム・レディ」状態になってなかったなって気付くことができました。

  • 執念
    まだ足りない、まだいける。
    下積み時代のくすぶりが燃え上がる。
    いいものに出会うことでモチベーションを高める。
    プロの才能と張り合う。
    社会から外れない
    仕事の中で疲れない一点を見つける。
    素直で貪欲な態度で人に向かう。
    追い詰められて、初めて世界を知る。

  • kindleで購入。勇気づけられるー冊。

  • この本から学んだことは

    時間には限りがあること
    自分が決定していくこと
    くすぶりが次につながっていること

  • よい本でした。くすぶる事の意義。「人がくすぶってしまうのは、生きることに燃焼感を求めているからです」

  • チェック項目10箇所。今、ちょっと迷いの中にいる、くすぶっている、そう感じた時、本書を思い出していただきたい。人間の身体機能は必要性がなければ衰えます、現実に精子の製造量は減ってきています、それは精子の必要性が減っているからであり、欲望そのものがなくなってきていることを意味します、つまり、社会全体の「ギャップ・パワー」が落ちてきている。ギャップを目にすると、人間は埋めたくなるものです、維新後も戦後も日本が驚くべき急成長を遂げたのは、世界と自分との間に途方もなく巨大なギャップがあったからです。情報を効率よく集めて再構成したプリント資料に、手書きのコメントや矢印、吹き出し、イラストなどを工夫して書き入れて、最終的にコピーして「こんな感じです」と差し出す、そのくらいやって初めて「使える」人材です。学ぶことが多いならただでも働く、そうすると、本当に自分のやりたいことが見えたり、自分の才能をどう発揮すればいいのかが分かったりします、そのことの価値は、お金に換算できません。目的もなく、ただ学ぶ、勉強というのは、回収しきれないところにも面白さがあるのです、回収できないし、換金もできない、そのことに使った時間が贅沢でした。聞く時には素直さが大事です、調べれば簡単に分かるのに、手間を省きたいから聞くという横着な姿勢ではダメです、絶対必要なことを、ポイントを絞って聞く、「こいつはじっくり話ができる相手だ」と思わせることです、そうすれば、相手との関係も深まります。とにかくアウトプットを増やし、チャンスの芽を育てましょう、失敗しても大量アウトプットなら大丈夫です、三カ月前にかかわった6.7個のうち1個失敗しても、たいして進まない三カ月よりずっと経験知が増えています。自信を持っている人は勇気を持てます、勇気があると行動できます、その行動が自信になっていきます、それが自信を出発点にした循環です。100個の案件をこなした人は、10個の案件をこなした人より、ミスが少ないのは当然です、ほとんどのことは経験にかかっているのです、であれば、逆に経験不足、準備不足は致命的ということです。

  • なんだか、テーマありきな感じが強く共感できなかった。くすぶるって、そういう時代も大事なのは当たり前。。。
    今週2冊、斎藤さんの本を読んだが、こちらは私には外れ。もう一冊に期待。

  • 齋藤先生の直筆らしきキーセンテンスが魅力。

  • まず認める。エネルギーに変え、溜める。爆発させる。
    ただ、具体的には小さいところから。
    研究力→準備→修正→成長。
    自己否定はしてはダメ。修正すればいいんでしょ?くらいの気持ち。
    ぱっと思いつくキーワードはこんな感じでした。
    さらっと読めますが、なんかじわじわ引き込まれて行く感じでした。
    「飛びたい」と思う人に、是非。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

齋藤孝の作品

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