- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344026599
感想・レビュー・書評
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有川さんらしい辞書の使い方だった。
けどちょっとやるせなかった……詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
15/09/13
不器用でもどかしい恋にきゅんとさせられました。“「話したことが全部宝物になる感じなの」”(P104)とかね。
全体的なストーリーとしては伊坂幸太郎さんぽい話だなと。
“「お父さんを、ぼくのお父さんとしては認めてくれるって。でも、お母さんの旦那さんとしてはもう無理だって」”(P356)は哀しい…。なんでもかんでもハッピーエンドになると思ったから意外でした。
それにしても有川さんは植物ほんと好きだね~ -
悲しくなる。
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登場人物がかっこいいな。
生きてるだけで、かっこいいんだなぁって、思わせてくれるから、有川浩さんの作品好き。
過去も、これからも大事なんだ、自分のでなくても・・ -
有川浩っぽくないようでやっぱり有川節炸裂な作品。男性が主人公の作品割と少ないのだけど、今作の大和は悪い意味でファンタジーな男性っぽすぎてちょっと入り込めなかった。
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あれあれあれ。序盤はよかったんだけど途中から怪しい雲行き。なんか伊坂幸太郎的不条理の世界。テーマや題材がよかっただけに誘拐事件なんて絡めなくてよかった。大和が暗い目をしたまま育ったら……の対比として赤木を出したんだろうけれど、物語に無理やり入り込んできた感じでこの集団が浮いている。息子の父としては見れても自分の旦那としては見られないから離婚を選ぶという選択にもっていくにしてももう少しうまいやり方があったんじゃないかなぁ。この前に読んだ有川作品が『あしたの子供たち』だっただけに残念。期待値からすると★2。有川浩でなければ★3。
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入念な下調べの上で、丁寧に物語を紡ぐ有川浩という信頼があったのだけれど、今回取り上げられた闇金については薄っぺらさを感じる。
クリスマスとの関連性も薄いし、無理に書いた一冊なのかな。 -
クリスマス付近の内容と雑誌で読んで先に読んでみた。
内容があまりないな。子供の言葉が大人過ぎて嫌だった。
全体的には下記の言葉で集約されている
「自分が不幸だったら他人に何を言ってもいいと思っているのか。この世で自分だけが不幸だと思ってるのか。」