キャロリング

著者 :
  • 幻冬舎
3.62
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本棚登録 : 4427
感想 : 544
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344026599

感想・レビュー・書評

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  • 有川さんらしい辞書の使い方だった。
    けどちょっとやるせなかった……

  • 15/09/13
    不器用でもどかしい恋にきゅんとさせられました。“「話したことが全部宝物になる感じなの」”(P104)とかね。
    全体的なストーリーとしては伊坂幸太郎さんぽい話だなと。
    “「お父さんを、ぼくのお父さんとしては認めてくれるって。でも、お母さんの旦那さんとしてはもう無理だって」”(P356)は哀しい…。なんでもかんでもハッピーエンドになると思ったから意外でした。
    それにしても有川さんは植物ほんと好きだね~

  • 悲しくなる。

  • 登場人物がかっこいいな。
    生きてるだけで、かっこいいんだなぁって、思わせてくれるから、有川浩さんの作品好き。
    過去も、これからも大事なんだ、自分のでなくても・・

  • 読みやすい文章で、憎めない登場人物で、読み終わった後はほっこりする話なんだけど、てーまがぼやけている気がする。
    カップルが上手くいかないのは当人同士の責任であって、子供や親のせい(育ちのせい)ではないってこと?
    いい話だけど、クリスマスである必要もないし、今までの作品と比べると話の印象がうすい。

  • 有川浩っぽくないようでやっぱり有川節炸裂な作品。男性が主人公の作品割と少ないのだけど、今作の大和は悪い意味でファンタジーな男性っぽすぎてちょっと入り込めなかった。

  • あれあれあれ。序盤はよかったんだけど途中から怪しい雲行き。なんか伊坂幸太郎的不条理の世界。テーマや題材がよかっただけに誘拐事件なんて絡めなくてよかった。大和が暗い目をしたまま育ったら……の対比として赤木を出したんだろうけれど、物語に無理やり入り込んできた感じでこの集団が浮いている。息子の父としては見れても自分の旦那としては見られないから離婚を選ぶという選択にもっていくにしてももう少しうまいやり方があったんじゃないかなぁ。この前に読んだ有川作品が『あしたの子供たち』だっただけに残念。期待値からすると★2。有川浩でなければ★3。

  • 入念な下調べの上で、丁寧に物語を紡ぐ有川浩という信頼があったのだけれど、今回取り上げられた闇金については薄っぺらさを感じる。
    クリスマスとの関連性も薄いし、無理に書いた一冊なのかな。

  • 大好きな有川さんの新作だと期待が大きかったせいもあり、とても残念な、空虚感漂う読後感。ストーリーの重さと全く釣り合っていない、いつもの有川節が上滑りで薄っぺらく、痛々しい。心に何も響かず残らずな一冊。

  • クリスマス付近の内容と雑誌で読んで先に読んでみた。
    内容があまりないな。子供の言葉が大人過ぎて嫌だった。

    全体的には下記の言葉で集約されている
    「自分が不幸だったら他人に何を言ってもいいと思っているのか。この世で自分だけが不幸だと思ってるのか。」

著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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