- Amazon.co.jp ・本 (105ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344026681
感想・レビュー・書評
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これだけ読んでも刺さらない感じ
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「小さないじわる」は「他者への配慮に欠く行為」だと理解する。
ダライ・ラマ14世への質問「どうしたら自分を変えられるか」に対する答えに、徳の高い人とは斯くやあらんと、思った。以下引用。「自分の嫌な部分が出てしまうというのは、習慣の問題。自分を分析し、正しい理解をしたら、それを毎日何度も自分の心の中に馴染ませ、強い確信に変え、慣れ親しんでいくというプロセスが必要。朝の段階で正しい心の設定ができていたら、一日をその気持ちを忘れずに過ごしていくことができる。そのようにして、何週間も何ヶ月も、何年も、そして何十年もその修行を続けていけば、必ずあなたの心をよりよく変化させていくことができます。」図書館蔵書 -
誰にでもわかる嫌がらせではなく、もちろん罪に問われるような悪意を持った行動でもない。
意識にも止まらぬような『小さないじわる』が、世の中を少しずつ少しずつ害して行くのだとばななさんは語る。
例えば誰かの幸せに感じる小さな嫉妬、つい口にしてしまう嫌味な一言・・・とるに足らない小さな棘が気がつかないうちに他人をそして自分をもチクチクと刺してしまうのだ。
棘で刺されるのは嫌だから、いい人そうに見えても
『あ、この人なんか意地悪かも・・・』と思うと
つい全力でその人から遠ざかってしまおうとするのだけれど
ダライ・ラマ14世は相手のすべてを受け入れることを説いていらっしゃる。。。
それはちょっとハードルが高そうなので
まずは自分の周りからだけでも
小さな意地悪を消すことから始めてみようか。