パッとしない私が、「これじゃ終われない」と思ったときのこと 「生きる意味」のつくりかた

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 40
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344027596

作品紹介・あらすじ

あなたがうまくいかないのは誰かのせいですか?景気が回復すれば幸せになれますか?今日の焦りが、明日へのスイッチを押す。古今東西「幸福論研究」の第一人者が見つけた自分を変える考え方。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルに惹かれて買ったのですが、思っていたようなガツガツした内容ではなく、読むと心が安らかになったり、勇気をもらえる本でした。
    お守りがわりに何度も読みたいです。

    当たり前のように語られている言葉の本質を問い直す本です。

    本書で例として挙げられているエピソードや宗教、哲学などの話もとてもためになりました。

    特に良かったのは、「国民総幸福量」が多いことで知られるブータン王国では、小さな時から利他的な行為によって得を積むことで来世に良い輪廻転生ができると言う教育を徹底しているという話。
    【たとえ教えであっても毎日積み重ねていればそれは日常の当たり前の行為になる】
    こういう教育ができる社会は素敵だし、そんな風に日本もなってほしいです。まずは自分で日常意識して習慣化したいと思いました。

  • 何を愛するのか、何が好きなのか、何にわくわくするのかというスタンスを大切にする・楽しい時間を増やす。自分が好きだなと思うことをする時間をどんどん増やせば自然にいろんなことが好きになって、自分のことも好きになる・まだ現実化していないことも想像して、そこに向かって行動する・ガンジー、キング、ブッタ、キリスト、ジョンレノンがいたからこそ世界はこの程度の苦しみですんでいる、と考える・孤独の苦しみを隠すのではなく、どうやって克服したか子供に示す・少数派を恐れて個性をなくせば結果的にあなたでなくてもいい、と思われてしまう。あなたは素晴らしいということを大前提にした教育をする

  • 今の時流から、ちょっと離れた上から見ている感じ。

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著者プロフィール

上田紀行(うえだ・のりゆき) 東京工業大学副学長(文理共創戦略担当)・同リベラルアーツ研究教育院教授。専門は文化人類学。特に宗教、癒し、社会変革に関する比較価値研究。著書に『生きる意味』(岩波新書、2005年)、『かけがえのない人間』(講談社現代新書、2008年)、『愛する意味』(光文社新書、2019年)など。

「2022年 『自由に生きるための知性とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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