- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344029675
感想・レビュー・書評
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世界のお墓や埋葬の文化について紹介されている。文学作品で登場した埋葬に興味を持た生徒からのレファレンスで購入しました。
[NDC] 629
[情報入手先] 本校所蔵
[テーマ] 埋葬、死生観詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ただただ「わー!綺麗だなー!」と思う写真に留まらず、なぜこの国では火葬しないのか、どういう弔いの心を持っているのかなどわかり、人に話をしたくなる本。鳥葬初めて知った。父と母は感想語りにお付き合いありがとうございました!
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【資料ID】97220246
【請求記号】629.8/N
【OPAC URL】https://opac2.lib.oit.ac.jp/webopac/BB50018255
最近でこそ日本でも樹木葬やコロナもあってビルの中で非接触の廟などCMで見ることも多くなった気がするけれど、やはりまだ一般的に日本の墓地と言えば灰色の墓石に○○家之墓と書かれたお墓が連なっていてお盆にお参りにいった雰囲気が思い浮かぶのではないでしょうか。
世界を見渡してみれば人骨で作ったシャンデリアであったり頭蓋骨にペイントを施したり、一見日本からみると罰あたりでは?と思ってしまうものからアルプス山脈の中に草花に囲まれるお墓はまさに天国の入り口という名にふさわしく素晴らしい景観。
こんなお墓に入ってみたい・・・と思うお墓もきっと人それぞれ。
それにしても観光客も多く訪れる、一度はどこかで写真などで目にしたことがあるであろうインドのタージ・マハル。純白の大理石で出来た妻にささげた世界一美しいお墓が19世紀初頭イギリス人が遭遇した時は密林の中に埋もれていたというのは、知って今もなお信じられません。
日本のお墓のイメージとは違ったカラフルで陽気なお墓や宇宙葬まで。是非楽しみながら読んで頂きたい1冊です。 -
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
素朴で可愛いお墓に、荘厳で美しいお墓、遺骨で装飾されたちょっとドキッとするお墓、自然の中にある少し寂寥感を覚えるお墓…世界各国の様々なお墓の美しい写真集。その国の風土、慣習、価値観ですいぶん違いがでるんだなあ。日本からは沖縄の亀甲墓が紹介されていました。宇宙葬はSFの世界の話みたいに思ってたけど、もう現実にあるんですね。
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「世界にはこんなにも多様なお墓があって、こんなにも色んな価値観があるのか!」と、びっくり。
自分の価値観の枠を取り外してくれる。
死について考える時などにも、また読み返したい写真集。 -
世界における色々な宗教、思想などからの死者の弔い方。
鳥葬土葬火葬、宇宙葬まで幅広く載せられている。
派手なお墓から地味なお墓まで死生観とか色々考えさせられ、行って見たいところが色々ある。 -
世界中の美しいお墓を集めて紹介した本(写真集?)。宗教や地域で全く形式が違うお墓は本当に不思議かつ美しい物が多いです。埋葬の方法は違っても、全て故人に対する思いに溢れていて、それぞれのやり方で真剣に愛情を持って弔っているのが伝わってきます。
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お墓は人生観や宗教観が如実に現れたもの。究極の形。
様々な国のお墓を見ることは、自分の人生に命題を差し出すことにもなるように思う。
日本のお墓は御影石で出来たものが主流ですが、外国人が見たらどう思うんだろう。気持ちの矢印は上向きになるのか、下向きになるのか。