キラキラ共和国

著者 :
  • 幻冬舎
3.97
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本棚登録 : 5663
感想 : 605
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031937

感想・レビュー・書評

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  • ツバキ文具店は、丁寧な生活がしたくなる、心が温まる作品で、著者の作品の中でお気に入りの作品。続編を期待して読みました。
    鳩子が幸せになっていくのは読者としても嬉しい限りでしたが、最後の手紙に鳩子のエゴを感じて、一気に作品の印象を下げたように感じました。思い出してもまだモヤモヤします。いつか違う様に受け止められる日が来るのでしょうかね。

  • ツバキ文具店の続編。
    前作に出て来た馴染みのある人物がみんな出て来て、それぞれの人生を歩んでいる。

    ポッポちゃんが営む代車屋さんのお仕事は、ただ言われたままお手紙を書くだけではなく、きちんと相手の立場になって考え、心まで憑依する。
    だからより一層ドンピシャなお手紙が書けるのかもしれない。

    相手の立場になって考えることは、簡単なようで難しい。昨今は特にそれが一層強い気がする。

    いつの時代になっても直筆のお手紙は貰ったら嬉しいなと読んでいて感じた。

  • ツバキ文具店の続編。ミツローさんとQPちゃんとの家族としての生活を送る様が描かれていく。


    ツバキ文具店が好きすぎるが故に期待値を上げて読んでしまった。良い意味で言えば日常的、ただもう少しストーリーに起伏が有れば良かったなと思ってしまった。あとはミツローさんの前妻のことをあんなにも肯定してラブレター書いてしまうところが理解できなかったかも。

  • 読みやすかった。けどちよっと物足りないような、続編だから期待し過ぎてしまったかもしれない。

  • 前作ほど没入できなかった。
    代筆業を始めて3年、よく言えば経験値が上がったんだろう。何ら葛藤や悩む時間もなく、紙も筆記具も迷いなく決めて依頼人に成り切って書く。流れ作業的になった感じがして残念だった。タカヒコ君の母の日のお話がなかったら、評価は低かった。先代とは血縁もありながら家族になれなかった主人公が、あまりに出来すぎた家族を演じていて絵空事すぎた。

  • 男爵〜

  • 登場人物がファンタジーでわからず、諦めて皆さんの感想を見たら続編なのですね。前作を読んでからまた読んでみようと思います。

  • QRコードちゃんと読んじゃう

  • 帯や書店でのポップのイメージからファンタジーなお話かと思っていたので、肩透かしをくらいました。代筆屋を営んでる主人公の日常のお話といった感じでしょうか。あしながおじさんを彷彿させるような構成でした。ちょっとタイトルと中身が私の中ではずれてたなぁと。

  • 「揺れているのかもしれない。私との距離が、その時々で伸びたり縮んだりしている。」(6 ページ)

    ツバキ文具店の主人公が、
    新たに人としての味わいを深める続編。

    友として、妻として、母として、代筆屋として。

    周囲の人との、さまざまな関係を通し、
    心と心の距離を伸ばし、縮ませる物語り。

著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2023年 『昨日のパスタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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