美しい日本語が話せる 書ける 万葉ことば

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 57
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344032095

作品紹介・あらすじ

「あかとき」とは、夜が明ける時。つまり、日の出の時ということになります。平安時代になると「あかつき」に変化し、現在に至っています。心が豊かになる、考えが深まる、日本人がよくわかる。万葉集研究の第一人者が挑戦、目から鱗の日本語練習帳。

感想・レビュー・書評

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  • 一読するだけではもったいない,知っていて,しかもちょっと使えたら素敵だなという言葉がたくさん掲載されています。

    全ての言葉についてではありませんが,その言葉が使われている万葉集の歌も載っていて,意外と現代語訳を読まなくても歌の意味が分かることに感動しました。2000年以上前の人も,心動かされることはそう変わりはないのだと。

    手元に置いて折にふれて開きたくなる本ですが,改善点があるとすれば,取り上げた全ての日本語に万葉集の歌を載せてほしいこと,そして歌については詠み人が誰かも載せてほしかったです。

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著者プロフィール

奈良大学文学部教授。著書『万葉文化論』(ミネルヴァ書房・2019)、論文「讃酒歌十三首の示す死生観—『荘子』『列子』と分命論—」(『萬葉集研究』第36集・塙書房・2016)など。

「2019年 『万葉をヨム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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