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- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344032590
作品紹介・あらすじ
稀代の芸術家が生涯に残した仕事は多岐にわたる。会員制の「美食倶楽部」で食通たちを虜にし、天下の名料亭「星岡茶寮」を立ち上げ、三十万点もの陶芸作品を生み出した。一方天才ゆえの傲慢さ横柄さは周囲の友人、恩人、家族を傷つけ遠ざけ、病床に寄り添うのは平野雅章ただ一人。鬼才と呼ばれ怪物と恐れられた北大路魯山人とは一体どんな人物か。平野は縁の深い人物を訪ね歩き、その実像に迫ろうとする。料理人の松浦沖太と武山一太、若かりし魯山人に影響を与えた細野燕台、盟友・中村竹四郎、陶芸家・荒川豊蔵、三番目の妻中島きよとその娘和子。明らかになる知られざる顔とは。
感想・レビュー・書評
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2020/10/28 057
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魯山人の数奇で悲しい人生を読むと
表紙の皿が 本当に 愛を乞うているように
でも精いっぱいの虚勢をはって 爪を振り上げる姿が
愛らしく かわいらしく思えてきました -
名前だけ知っていた魯山人。芸術家らしく破天荒だけどいろいろあって深い話だった。原田マハかと。
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どうしても、魯山人=海原雄山になってしまう
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