ドS刑事 井の中の蛙大海を知らず殺人事件

著者 :
  • 幻冬舎
3.16
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本棚登録 : 183
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344034426

感想・レビュー・書評

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  • 今回は豪華客船の爆破予告。それに関わる物語。
    ミステリーで魅力的な展開だったけど今回パンチは弱め。
    爆発処理のタイムリミットにおけるやり取りはスリリング。
    ただ最後の解決がいまいち分かり辛かったかも。
    いつものシリーズと比べて今回はイマイチだったかな。
    新キャラ春日くんが今後どう関係していくか楽しみ。

  • ドS刑事の6作目。3作目あたりから、何だか雑いなぁと思えるようになりましたが、この本は少し戻してきたかな、という印象。比較的まとまってる感じがしました。
    しかし、豪華客船のパニックものとしてはちょっと弱いかな。どうしても五十嵐貴久さんの強烈なのと比べてしまう。

  • はぁ、やれやれをしていた代官様がついに!!!

    2作前?からのマヤの過去から流れが変わったか?という感じで少しずつシリアスなモードに入っていっているのか。
    色々な日常系?ギャグアニメ(銀魂筆頭)がシリアスなモードに入っていくと段々終わりが近づいていってしまうのかなぁと勝手に少し寂しい気持ちになってしまう。

    真面目な小説というと語弊があるが、それ系統はそれが前提で読んでいるため意識せず読み進めることができるが、コミカルな物がシリアスに入るとギャップで先を読むのを躊躇ってしまう、、

  • 豪華客船「リヴァイアサン」で起こった大物女優殺害事件と爆弾テロリストによる犯行声明。実際に仕掛けられた爆弾も見つかり、タイムリミットが迫る中で、犯人を見つけることができるのか。サスペンス感溢れる展開です。
    けっこう重要な登場人物が少ないせいか、誰が犯人か、というか怪しい人物はすぐに見当がついたのですが。終盤の展開は奇想天外でした。まさかとは思ったけど本当にそんな真相が……。そしてマヤを巡る三角関係? な部分も気になるところ。ソルちゃん、案外とお似合いだと思うのですが。どうなるんでしょうねえ。

  • 今回、マヤのお眼鏡に適うような死体は出ず、ドSっぷりも物足りなかった。
    マヤの元カレ?が出てきて、お代官様との今後の関係が気になった。

  • 読みやすい。爆弾処理班の彼はドM。最後のオチはもうちょっと丁寧に解説あってよかったかも。

  • 新しく竣工され、処女航海に旅立つ豪華客船に乗り込んだいつもの三人。マヤは両親とともに代官山を引き連れて。浜田は呼ばれてないけどとりあえず一緒に。
    その豪華客船の中で起こる殺人事件。さらに爆弾を仕掛けたと予告もあり、豪華客船の中は大パニック。
    今回からあのマヤにほれ込んだ過去の男、爆弾処理班の春日が加わり、ひと騒動。
    代官山もマヤと結婚するのは絶対に嫌だと思っているのに、マヤの父に殺されるのも嫌で、なんとなくだけども春日にマヤを取られるのも嫌。ちなみに浜田はアウトオブ眼中なので全く相手にされておりません。
    このままいくとなし崩しにマヤと結婚させられそうな代官山の将来はどうなる?
    そもそもマヤは代官山の何を気に入ったのかといつも思うのでした。

  • シリーズ第6弾。
    警視庁捜査一課の黒井マヤは「死体が見たいから刑事になった」筋金入りの猟奇マニア。その相棒・代官山巡査と、東大出身のキャリアなのに無能な浜田警部補は、わがままでドSな性格のマヤに振り回される日々を送る。

    今回の舞台は豪華客船、爆破予告と殺人事件。ミステリーとしては安定の展開。
    マヤの元カレ爆発物処理班・春日も登場するが、こちらは序盤の雰囲気で、次回作でマヤを巡って代官山巡査と何かありそう。
    豪華客船に乗りたくなった。
    (図書館)

  • 前ほどのドSさを感じなくなりました。事件の舞台は大きいですが、事件自体は前作までの方が面白かったです。

  • 豪華客船に爆弾がしかけられたお話。
    本の分厚さと内容が合っていない。
    なんだか満足感が得られない。
    こちらのシリーズも限界でしょうか・・・?

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著者プロフィール

1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で2010年デビュー。
他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。

「2023年 『全裸刑事チャーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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