- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344035379
作品紹介・あらすじ
間もなく50歳を迎えようとした頃にスタートし、5年に渡って書き続けたエッセイが、ついに書籍化。
トーベ・ヤンソンや石井桃子さんの暮らしから「ひとりで暮らすこと」を考え、美空ひばりさんと同い年になったことに感慨し、体調に不安を覚えホットヨガや健康体操教室に参加、憧れの山歩きに挑戦したり趣味の俳句を楽しみ、長く一緒に暮らした愛猫を看取り……。
歳を重ねても、無理せずに、でも興味のあることに飛び込みながら、軽やかに丁寧にひとりの日常を送る様子を綴った、くすっと笑えて清々しいエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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すっきりさっぱりとした短編による短編のための短編。さらりと読めるところが良い。私としてははいりさんのエッセイの方がテンポがあうと思う。
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小林聡美さんのエッセイ、久しぶりに読んだけど、やっぱり淡々としていて知的で面白い。
最後の猫のホイちゃんの話し、淡々と書いているけど小林さんの哀しみがひしひしと伝わってくる。 -
書き方も内容もとても好き。
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かつて連載されていた物を5年分まとめられたエッセイ集。
話がアトランダムで、へー、ほー、と思う事も多かったけど、同世代的な感覚にふむふむと納得。
気取らない小林聡美さんの日常を垣間見させて頂いた感じ。 -
サト スナワチ ワザヲ ナラウ
と読むらしい。
五十路となった聡美さんの日常や思うことを綴ったエッセイ。
最近はあまり映像でお見かけできないけれど
そろそろ映画とかやってくんないかなー。
[図書館・初読・2月14日読了] -
小林聡美さんの日常を描いたエッセイ。
年が近いので共感する点が多々ありました。
しかし、有名人なのに一人で山に登ったり旅行に行ったりかなりアウトドア派なんだな。
飼い猫のホイちゃんの話は泣けました。 -
相変わらずの小林さんの日々の徒然を綴ったエッセイ。飾らず、素朴に、でも好きなことはコツコツと、日々を丁寧にのびのびと過ごしている様子が滲み出て、こんなオトナになりたいなぁといつも思わせてくれる。
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腹を抱えて笑うほどのずば抜けた面白さは無いけれど、なんだか読んでいてホッとするな。
最近、年を取ることに恐怖を覚えていたけれどなるようになるさの精神で生きていこうと勇気をもらった。