60歳からの「忘れる力」

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 45
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344040670

作品紹介・あらすじ

嫌な気分も、他人の評価も、古い健康常識も、年齢も、気が進まない人間関係も、「○○らしさ」も……面倒なことは捨てて、好きなことだけで生きるためのヒント6060代は人生の折り返し地点。経験で培った知恵も、体力もある充実期だ。定年退職、病気、老い、親や配偶者の介護・死別など、人生の大きな出来事が集中し、ときにはピンチに見舞われることもある。同時に、認知機能が徐々に低下し、もの忘れの自覚が増えてくる時期でもある。その一方で、忘れたいような嫌な記憶にかぎっていつまでも頭に残ってしまうなど、「忘れてしまう」「忘れられない」そのどちらの悩みも増えてくるのが60代だ。この盛りだくさんの時期にこそ「忘れる力」を鍛えて、どうでもいいことを捨て、本当に大切なものを選ぶという作業が必要になる。「忘れる」ことで脳と心の新陳代謝を促し、残りの人生を充実させるためのヒントが詰まった一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 歳相応とは
    「忘れる」を老いの力に変える。老いと健康は逆行する、だから歳にあった生き方を選べば良い。無理せず身体を動かし、何事も必要なことだけを記憶し、嫌なこと、不必要な記憶は忘れるという「年齢相応」を維持できれば100年シフトも可能かもしれない。

  • 最近とみに俳優さんの名前が出なくなってきたことに恐れ慄いていたので、たまたま新聞広告で目にしたこの本を手にしてみました。

    「読んで心が軽くなる」ほどではありませんが、通勤電車往復で読めてしまいますので、文芸書や技術書で疲れたむきには箸休め的でよいかと思いました。

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著者プロフィール

諏訪中央病院(長野県)名誉院長。「住民とともにつくる医療」を一貫して提案、実践。チェルノブイリの救護活動、イラクの小児病院への医療支援なども行う。

「2006年 『どうして勉強するの?お母さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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