- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344040892
感想・レビュー・書評
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終盤の掌返しはまさに本書の主題だと思うが、掌が返った後の聖人君子ぶりに戸惑う。
エピローグ的などんでん返しには少し笑った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感想
虚心坦懐に見つめる。重要性は理解するがどうしても邪魔は入る。皮層的なズレに注目して奥にある共通点を見失う。そこから人は対立を深める。 -
人の思い込みは怖い。
16年ぶりに事件を見直し、見えてきた真実。
すごい執念だった。 -
ちょっとこれまでの作者の雰囲気と違う物語。主人公もハッキリしないし、悪者と思ってたのが良い人やった。それも最終盤で分かるなんて、今までのキレのいい作風が見られずちょっとびっくり。まあこれは単発でいいでしょう。
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産廃業者と産廃処分場建設反対者の対立が激化する中で殺人事件が起きる。未解決のまま16年後、不法投棄による大規模土砂崩れが発生する。産廃処理業者への偏見や大気汚染問題、活動家と称する人たちの過激さなどいろいろ考えさせられた。後半は綺麗ごとでまとめた感はあったけれど、壮真親子が幸せならいいか。
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ちょっと長くてしんどいかなぁ
と思ったけど
最期まで読み切ったら
めちゃいい話やった。
おばちゃんはグッときた。
なかなか衝撃的な産廃に対する偏見と真実。
勉強になった。
産廃のみならず
どんなことも知る事って大事だし、
色んな情報を意識して取り込み
なるべく偏見を持たないように生きたいなぁ。 -
気分の良い裏切りとは言えなかったけれど正しいのは誰なのか悪いのは誰なのかがはっきりしてすっきり終わったのが良かった。
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印象、思い込みの判断とそれを切り替える勇気を感じました
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廃棄物処理は、リサイクルもあって、規制が難しいらしいが、大きな産業だ。