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- Amazon.co.jp ・本 (437ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344401433
感想・レビュー・書評
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白石一郎さんは大好きな作家なのですが、これはちょっと。
苦難の航海・日本での初期の活躍が書かれている前半は面白いのです。ウイリアム・アダムスの航海者としての情熱や、素直な言動に好感が持てるのです。
しかし、後半になると主人公のウイリアム・アダムスの魅力が全く無くなってしまう。自分の蓄財のために周りと衝突したり、母国の競争国となってしまうオランダのために働いたり。極言すれば守銭奴。それを何とか著者が言い訳しているといった感じになってしまう。主人公の行動とそれに対する著者の理由付けに乖離が生じ、”分からない”状況となり、読み心地がよくないのです。
評価2はちょっときついかも。でも期待していたのを裏切られたので詳細をみるコメント0件をすべて表示