リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 9159
感想 : 1167
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344405134

感想・レビュー・書評

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  • 1週間という期間内で全国500万人の佐藤さんと確か100万人の鬼とで鬼ごっこをして、捕まった佐藤さんと1週間で誰も捕まえられなかった鬼が死刑になるっていうぶっとんだ設定。

    どうやらこの作者の処女作らしく文章は作文みたいであまり上手くないけど追いかけっこのシーンの緊迫感はよく伝わってきてあっという間に読めます。
    ぶっとんだ設定にするために日本をわざわざ王国に変えてるところとかちょっと作者の苦悩を感じます 笑

    何やら映画化されてるらしいけどすこぶる評判悪いんで興味ある人はまだ小説の方が良いかと。

  • 高校生の時、本を読むことのきっかけになったお話です。
    山田悠介さん、僕ら世代ならたぶん読んだ人も多いと思います。

  • 良くも悪くも勢いがある。設定は面白い。

  • 2009.3.22
    映画化された。なぜ?
    ある島国の王様が全国の佐藤姓はとらえて処刑にするというリアル鬼ごっこ計画をたてる。横浜と大阪に住む2人の兄弟は逃げ切るこてができるのか。

    また期待を裏切ったな。悪い意味で。

  • 著者は小説を書いた経験が無いながらも本作を約2カ月かけて執筆し、自費出版したという異色の経歴を持つ。
    その点考慮すれば、本作をここまで起承転結もっていったことは凄いと思う。
    ただあらゆる描写が単調で、事実と思考をを淡々と記述されていく展開は、冒頭から飽きがきてしまったのも事実。
    筆者の思いがそのまま文章になり、読者の解釈が許されないほどに簡潔明瞭な書きぶり。
    物語の発想はユニークだっただけに、その点残念だった。

  • 一気に読める作品。
    全国の佐藤さんが可哀想だと思った。
    最後の結末はなんとなく予想できる。

  • 母方の姓が佐藤で…
    佐藤じゃなくて本当に良かった

  • ちょっと怖かったけど良かったです。

  • 私の好みでは無かったので1/3くらいから流し読み。
    セリフだけ読んで流し読み。
    あまり内容が無い様な…という感想でした。
    あくまでも個人の意見です。

    個人的に、もっと心情描写がある本が好きなので、好き嫌いは好みの問題なのかな。

    国王の命令で佐藤さん死ぬ→生き残った佐藤いる!→佐藤の願いを聞こう→じゃあ国王死んでくれ
    って感じ

  • 社会は不条理な物事で溢れていて、突き抜けるためには全力で生きるしかない

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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