愛があるなら叱りなさい (幻冬舎文庫 い 21-1)

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  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344405332

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  •  井村雅代さんの言葉には熱がある。思いのこもった含蓄のある言葉に心動かされる。
    「叱る」ことをテーマに書かれてある。なぜ、人を叱るのか。
     叱る本人に対して先へ進んでほしい、成長してほしいという思いから叱る。思いのない叱りは、ただの指導者の傲りである。
     指導者としてどんな理想像があるのか。それ次第で、指導者の本気度が増す。まずは、成長することを信じて、本気になること。
     最後に「ついてきて良かった」と思ってもらえる指導者であるべき。

  • 著者は元シンクロナイズドスイミング・日本代表コーチ。スパルタ指導で有名。本書の題名そのままに「愛があるなら叱りなさい」という本。自身の信条は3つ、善し悪しの分かりやすい判断基準をもち、お天気屋にならず冷静に、決してしつこく叱らない事。
    また、好奇心旺盛な人間好きでなければコーチには向かないとしている。

    私の感想は何事にもメリハリが必要なんだということ。
    ・ここが悪いと叱る、こうすれば出来るというアドバイスをセットで与える。
    ・悪い場合は例外なく叱る。ただし選手の性格にあわせて叱り方に強弱をつける。
    ・勝負に勝つには、完璧な演技だけではなく何か一つのインパクトが必要
    ・役柄になりきる自分と素の自分、これを両方見せることで、初めて観客はホッとしてさらに深く感動する。

  • 私のバイブル

  • 井村さんの厳しさと本当の愛情のかけかたがよくわかった。一流を育てる教育学を学ぶことができた。中学生の教育にも通じるところがある。

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著者プロフィール

シンクロナイズドスイミング日本代表ヘッドコーチ

「2016年 『井村雅代コーチの結果を出す力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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