- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344405615
作品紹介・あらすじ
都内の2LDKに暮らす男女四人の若者達。本音を明かさず、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め……。
感想・レビュー・書評
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感想は下巻で…
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何度も出会いがあり、別れがある。その度に選択肢でダメな方を選んでしまう…人生の岐路には決まって一時的な激情で判断してしまう。最初はちょっとしたつじつま合わせのつもりから、ボタンを掛け違い、どんどん数奇な人生を歩んでいく。誰にでも起こりうる、一つの人生だと思った。下巻が楽しみだ。
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「嫌われ〜」の後日談があるという事を最近知り、
せっかくだからと再読。
朧げに記憶はあるものの、のっけからこんなにヘヴィーな展開だったっけ?
運がないとしか言いようがない。
しかし風俗で働き始めた頃の松子は良い。
一生懸命で好きだ。
ここからがなぁ、読み進めるのがちょっと辛くなってくる。 -
松子の恐ろしいほどの転落人生。まじめで不器用過ぎて、損な目に合う。最後どうなったか。
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物語の展開を二部構成にして、松子の甥が殺された伯母の人生を探る部分と、松子の人生を辿り、語る部分を絡み合わせて展開する手法は巧みだなと思う。下巻に期待しよう。
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私も松子になり得る性格かもと思って恐ろしくなった。
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映画を先に観て,あとから原作を読みました。映画はカラフルなタッチのミュージカル仕立てなのですが,原作はもっと淡々としていて暗く重い。よくこの原作からあの映像を作ったなぁと驚きました。
松子自身はとても一生懸命で頑張り屋なのに,不器用で,その時その時の選択が悪く,男運も無く…。どうしてこうなってしまうんだろう。
松子はもしかしたら明日の自分かもしれないと,重ね合わせながら読んでしまいます。 -
悲しい話
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上下巻読みました。
僕は、この本めっちゃおもろいと思いました。
読んでなくて、今このレビューを見てる人がいたら、是非読んでほしい。強くオススメします。