- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344407091
感想・レビュー・書評
-
シリーズ8作目。
5つからなる短編集。
4人がなかなかそろわなくなってきました。
人間必ずどこかに自信をもって生きているもので、
それを知らずに傷つけたり、他人を否定せず、
生きていきたいなと思いました。
わがままな男が多い。
タカチはもう伝説。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
依存を経て、メンバーの成長が垣間見られる短編集。話のどこに、誰が出てくるのか読み進めるのも楽しい。
-
「スコッチゲーム」と「依存」との間の2編と彼らが社会人になってからの3編の短編集。これはシリーズファンのためのプレゼントのようなものですね。「依存」を読んでいるので表題作と卒業後の一話である「夜空の向こう側」にはドキドキしましたが、読んでいない方にはミステリとしては物足りない気がしますし、シリーズの一冊として読むのをお勧めします。ウサコ視点のシリーズの雰囲気はそのままで安心します。メンバー以外の視点で卒業後のタックを描くのも新鮮でまたいい感じです。また表紙絵の素敵なこと。じっくり眺めて嬉しくなりました。
-
私ってば本当にバカです。どうしてここから始めちゃったのか…こんなシリーズあってまさかいきなりもう我慢できず過程が知りたくてモヤモヤするとは。
「ジャケットの地図」たまらん。
同じ時を過ごす仲間と謎はたまらなく好み。 -
記録
-
――
こんなにも不確かな世界で、
この物語はこれこれこういうことをあらわしています、なんて
よく信じられるものである。
回答に責任を負う?
負わされる、と云うべきか。唯一絶対の回答、が無いからこそそれを求めて探偵する行為が魅力的なんだろうな、なんてそれこそ不確かなことを考えているんだけれど、いまどきじゃないんだろうなぁそういうの。真実はいつもひとつなの? そうなの?
ちょっと斜めに解釈するだけですぐ炎上しちゃうから、発信力のあるひとは大変だよね…元々そのひとの発想や言説が魅力的だからその発信力を得てる筈なんだけれど。いつからか「皆の思うそのひと」像から外れたことをすると批判されるようになる。その仕組みはいろんなところで見受けられますね。
毎度、本編とは関係あるようなないような。
ついつい読み切ってしまった、酩酊カルテットの短編でした。広い時期を跨いで、四人組の卒業後のエピソードまで。長編で解決した諸々があるからこそ、というところもあるのでやっぱり時系列で読むのがいいと思います。ずっと読んできてると、なんだか落ち着きます。
☆3.4
-
タック&タカチシリーズ・第8弾。
短編集。
タックとタカチがカップルになってることが受け入れられないので、なんとも…、な作品もありました。 -
匠千暁シリーズ。『依存』後はふたつの短編集のふたつ目。
『依存』後タカチを強く感じるのはこちら。凄い執念である。
外から見たタックってのも不思議な存在。 -
2015年11月2日読了。
2015年185冊目。