あそこの席 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 3625
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344407817

感想・レビュー・書評

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  • 認めない。ニセモノだ。決して裏切るはずはない。

    呪いの席。そこに座った人に起こる恐ろしいできごと。

    一途な想いはこれほどまでに狂気を生んでしまうんだなと思いました。とてもとても悲しかったです。

  • 怖い、犯人が分かってからが怖い。

  • 転入生に降りかかる、
    激しい嫌がらせの末にたどり着いた、
    狂気の犯人とは!?

    学校という設定に親近感が湧き、
    読んでいて面白かったです。

  • 結構怖かった・・・
    でも、描写がしっかりと書かれていて、はらはらしたけど楽しかった!!
    この本はmomokannさんから借りたもの。
    momokannさんありがとう!!!

  • 山田悠介の十八番の学校モノのホラーで楽しめました。終盤の恐怖が畳み掛けてくる感じは良かったですが、最後の終わり方が素っ気ないというかもう一捻りの展開が欲しかった気もします。

  • ホラー系のお話でした。
    最後がドキドキです。

  • 瀬戸加奈が転校をきっかけに呪われた席に座ることでいじめに会い、呪われた席の原因を突き止めるという話。

  • 小・中学生が好きそうな話。
    文章が上手くない。
    土屋の母が市村を殺すってこと、書かなきゃよかったのに。

  • 一番最初に読んだ本。

    高校の朝読時に先生が勧めてくれて読みました。
    勧めてくれたには、内容がブラックすぎではないかと今でも思う…(笑)

    でも、この本をきっかけにミステリ小説の虜になってしまったわけで。
    本を結構読んでいると、ミステリというかホラー色の方が強いことが分かってきたのだけれども。

    山田悠介さんの作品は「親指さがし」「リアル鬼ごっこ」「×ゲーム」などほとんど高校時に読みました。
    あのころは、結構ミステリではなくてグロいのが好きだったのかな、と読み返すと思い出す。

    ネタバレ(レビュー)ではなくて、ただの思い出話になってしまった(笑)

  • リアル鬼ごっこ などの作者である、山田 悠介の著。
    これも子供たちが買ってきた本だが、今の世相を反映するような気味の悪い子供たちの世界を描いている。
    犯人を暴露するタイミングが早い感じがするが、その後犯人が更に犯行を重ねるという仕立ての中では、必然だったのだろう。
    作品では高校を舞台に繰り広げられるミステリーを描いているのだが、フィクションとはいえ人間味が文中から感じられない、なんとなく平たい感じがする作品。

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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