- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344408357
感想・レビュー・書評
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可もなく不可もなく、という作品。だけど、ところどころ好きな場面がある。お父さんが亡き妻にイルカの形の墓石を掘ってあげるところとか、ユリさんが死ぬ前に主人公が肩をもんであげる場面とか。。。奈良美智さんの絵が素敵です。
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感想*タイトルと表紙で手に取る人、多いんじゃないでしょうか!お母さんが死んだところから始まるのが昨日読んだカミュの異邦人と同じでびっくり。「わたしの平凡な日常が変わった」と続く点で全く対照的なのだけれど。。たったの80ページで生と死を曼荼羅や遺跡を通してさらりとあたたかく描くばななさん。
どこか懐かしい変わらない場所で、安心して変わりゆくものに涙できる幸せ。 -
結構大変な展開に。でもゆっくり時間が流れていく様な感じ。 でもあっという間に読める。ほっとする、現実から少し離れるような、でも、ありえそうな・・・ちょっと感動作。
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あったかい作品♥よしもとばななの作品で1番好きになりました(o^^o)
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確か映画館でこれ観た気がする。
そんで鈴木京香が綺麗で違和感だった覚え。
原作のババアはほんとにきったいないババアのイメージ。 -
短いけど、なんか大事なことを教えてくれる本。ところどころ、はっとするところがある。
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80ページしかない薄い本。愛に溢れている不思議な本。
奈良美智さんの絵とばななさんの文章ってほんとよく合う。
アルゼンチンババアと自分の父ができて妊娠したらへんからあーあって思ってしまった。それまではわりと好きだったんだけど。イルカの墓石とか素敵よね。
淡々としてるとこは好き -
こういうことが現実世界で起こると大変であろうに、ものすごく穏やかな世界が広がってる。悟りとか慈しみのようなもので満たされてる。吉本ばななさん独特の、現実から少し浮いた世界の話。奈良さんの絵好き!