孤高のメス 第4巻: 外科医当麻鉄彦 (幻冬舎文庫 お 25-4)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344409248

感想・レビュー・書評

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  • 生体肝移植、問題も多く抱えるが、それしか治療法がないのならそこに賭けるのが、医師であり患者であり家族だと感じた。間違いなく訪れる緩やかな死と、わずかな可能性の生。そういうことを深く考えさせられる巻。

  • 8/13-8/14

  • 第6巻まで読み終わりました。

    くだらない人間関係が多々ある中で、
    光る生き方がちゃんと存在していると思いました。


    どんどん人間の質がよくなっていくといいなと思います。

  • 生体肝移植の手術自体は成功したものの、次から次へと現われる合併症に翻弄されて……。

    患者とどのように向き合い、快復に望みをつないで共に闘っていくべきか。外科医・当麻のゆらぐことのない姿を、医療に携わるすべての人に読んでもらいたい。

  • 一気読みしました。まだあと2冊あるけど、もう2冊しかないの~~!?
    面白すぎて、終わって欲しくない!
    こんなカッコいい外科医は反則ですよん!

  • 07.7.12

  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 4巻

  • 「生きている、てこと、いや、生かされている、といった方が適切かな?とまれ、細々ながらもこうして外科医の端くれにつながり、オペを終えた後ささやかな幸せを覚え、一杯のビールをこよなくうまいと感じ、飯も食べられる、この幸せ、生の喜び、これがいつまでも続いて欲しい、サマセット・モームじゃないが、不死の妙薬を得るためだったら、どんなことでもしたいと考えるようになるーーーーーー人間て、浅ましい限りだね」

  • 2009/11/17開始
    2009/11/20読了

  • 生体肝移植。
    果たして、日本初になれるのか!???

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著者プロフィール

医師・作家。一九四三年愛知県生まれ。 京都大学医学部卒業。早くより癌の告知問題に取り組み、「癌患者のゆりかごから墓場まで」をモットーにホスピスを備えた病院を創設。手術の公開など、先駆的医療を行う。「エホバの証人」の無輸血手術をはじめ手がけた手術は約六千件。現在は淡路島の診療所で僻地医療に従事する。医学学術書の他、小説やエッセイなど、著書多数。

「2020年 『緋色のメス 完結篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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