- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344414433
作品紹介・あらすじ
中学時代、バスケ部キャプテンとして関東大会二位の実績を残した陽一は、強豪私立H校に特待生として入学。だが部内で激しいイジメに遭い自主退学する。失意のまま都立T校に編入した陽一だが、個性的なクラスメイトと出会い、弱小バスケ部を背負って立つことに-。連戦連敗の雑草集団が最強チームとなって活躍する痛快ベストセラー青春小説。
感想・レビュー・書評
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男子高校生達のバスケット青春物語
以下、公式のあらすじ
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中学時代、バスケ部キャプテンとして関東大会二位の実績を残した陽一は、強豪私立H校に特待生として入学。だが部内で激しいイジメに遭い自主退学する。失意のまま都立T校に編入した陽一だが、個性的なクラスメイトと出会い、弱小バスケ部を背負って立つことに―。連戦連敗の雑草集団が最強チームとなって活躍する痛快ベストセラー青春小説。
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スポ根の青春物語としてはスタンダードな展開ではなかろうか
弱小チームに、事情を抱えた転校生が入ってきて躍進劇を繰り広げるというアレ
特徴的な新入部員
強化合宿によるレベルアップ
弱小ながらにそれぞれの特徴を活かしたプレー
お互いを信頼したチームワーク
まぁ、一勝も出来なかったチームでもそこまでやれば一応勝つことができるようにはなると思うけど
優勝できるとこまでいくには説得力が足りないかな
まぁ、そこは所詮はフィクションという事で
個人的には、陽一の元の学校の闇のところに注目したい
行き過ぎた勝利主義の弊害としてのパワハラ行為
イジメの黙認、隠蔽、責任逃れ
大人として恥ずかしいよなぁ
陽一のお父さんの言うことはもっとも
イジメていた生徒たちも反省の色はないし
いい年して指導力不足を言い訳にする監督やその他の学校関係者
怒りというよりも呆れの感情に移行するのも仕方がない
続編があるようだけど、どうしようかな
機会があったらかな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バスケのことはもちろん、生徒たちの心情も細かく描かれていて、とてもおもしろかった。
途中にちょっと入るイジメの描写がリアルで、作者の体験なのかなと思った。
ただ、解説の人が暗いところが一切ないみたいに言っていたけど、あのいじめの描写を読んでそう言えるなら、その解説の人はいじめを深刻な問題だと思っていない、謝って済ませられると思っているんじゃないかなと思った。 -
JKおすすめ本。
ほんと、スポーツの本好きだなぁ。 -
マンガぽっく読みやすかったけど、なんか小学生が書いた作文みたいな感じ。ベストセラーっていうのが信じられない。
試合風景も、ハイライトな感じでう~ん。
試合相手の監督がT校のチームを気に入る。なんかな~。自分のチームを愛せって感じ。イライラして読んだかも。 -
強豪校ならいざ知らず、大半の初心者スタートが大半の部活は大半は、程度の差こそあれ、主人公がやってくる前のT校ではないだろうか。そこから、どうやって世界が広がるのか。この本のように転校生だったり、はたまた、こういう小説そのものだったりするのではないだろうか。
バスケを始めて面白くなり始めた頃に読んで欲しい。 -
中学時代バスケ部のキャプテンとして輝かしい実績を残し、強豪校H高校へ入学した陽一だったが、部内でのイジメにより自主退学し都立T校へ編入した。
二度とバスケはやらないと決めていた陽一だったが、個性的なクラスメートのバスケ部員たちに誘われ、半ば強引に練習に参加させられたことによりバスケが大好きだった自分を思い出す。
連戦連敗、これまで一勝もしたことがないバスケ部だったが、再びバスケを始めた陽一はバスケを「楽しむ」ことを知る。
優しい先輩たちに何とか一勝を贈るため、陽一を中心に部員たちが一丸となって練習に励む。
先生や保護者、周りの人たちに支えられながらバスケを心から楽しむ部員たちの青春ストーリー。 -
ウケた。笑えた。
初めのところは細かく書いてあったけど、バスケットのシーンはあまり詳しく書いてないんだよね。
バスケットを知らない作者なのかな?
でも、初心者には読みやすかったと思います。