- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344415447
感想・レビュー・書評
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隙を見せたらやられるし、逆に隙を見つけたらつけ込む。幾多の修羅場を潜り抜けてきた結婚詐欺師の大活劇。シニカルすぎる公子の十箇条がいい。棚から落ちてきたぼた餅は喜んでキャッチする。しかし、チョモランマより高いプライドいつしか音を立てて崩れていく。喪失していたものを取り戻した公子が何とも魅力的だった。
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『スペシャルカードは誰が切る?』
ひっちゃきまわしって、すとんと落とす。お見事。ただ、連続で読むと、なんか頭が悪くなる気がする。苦しくなったら間に挟む感じで読みたい。 -
美人結婚詐欺師の世良公子が凄腕詐欺師に命じられたのは、さびれた商店街の豆腐屋の息子と結婚すること。詐欺師は億単位の金しか狙わない。ということは、こんな街に大金が隠されている!?公子は大金を横取りしようとするが、味方は五歳の甥だけ。そこに、ヤクザと女子高生ペテン師が参戦し、果てしない騙し合いが繰り広げられる。痛快サスペンス。
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「悪夢シリーズ」既に7作目だけど、これ順番に読んでいくのがお勧めです。続いてる訳じゃないけど、ふとした登場人物が○○だったり、あの時の○○がなんてことも・・・。
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2011年4月
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おもしろかったー。これまた一気に読んだ。他の悪夢のシリーズに出てた人がでてくるのがおもしろい。
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ちょっと軽く娯楽、と思って読んだのだ。最初の方はどうなるかと気になり、主人公の公子や個性あるキャラが出てきて、読み進むうちに………今ひとつ、だったかな。
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―――美人結婚詐欺師の世良公子が凄腕詐欺師に命じられたのは、さびれた商店街の豆腐屋の息子と結婚すること。
詐欺師は億単位の金しか狙わない。ということは、こんな街に大金が隠されている!?
公子は大金を横取りしようとするが、味方は五歳の甥だけ。
そこに、ヤクザと女子高生ペテン師が参戦し、果てしない騙し合いが繰り広げられる。痛快サスペンス。
裏表紙を見て新規開拓
似てる作品は恩田陸の『ドミノ』とかかな?
めまぐるしく変わる展開に引き込んでいく作品
ところどころ「なんで?」って思うとこはあったけど
一気に読ませる迫力みたいなものはすごいと思った
筆者は劇団の主宰者らしいけど
確かに舞台とか映像で映える作品かなぁって感じ -
木下さん5冊目。
本作も登場人物が表情豊かで、
視点がどんどん切り替わっていく、
リズム感のいい作品。
気持ちよく読み進められるし、
騙してくれる、読後感のよい良作。 -
悪夢シリーズ特有のスピード感みたいのがなかった作品
個人的にはギャンブルマンションと並んであまり好きな作品
ではないなぁ