- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344417519
感想・レビュー・書評
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コメディ特殊設定ミステリの印象の強い西澤さんのブラックなシリーズ。
女子高生連続殺人、不良警官の暴走、サイコパスしかいねーのかなと思うくらい、クセの強い警察小説。タイトルの通り、あらゆる角度からの殺意に満ちている。
警察小説らしいキャリアとノンキャリアの対立とか、御涙頂戴展開とかは一切なし。ある種清々しいが、期待していたモノと違うと思われてしまうと、評価は下がりそう。
ミステリ(どんでん返しモノ)と思うと、結末がミエミエなのだが、スリリングで面白いので、コレはこれで良い。 -
強烈なタイトルだし、内容もそれに見合うようなグロテスクさなんだけど、読後感はちょっと中途半端。真相は結構意外なものだったし、なるほどって感じだったんだけど、ここに狂った警官を絡ませた意味は?どこかで繋がるのかと思いきや、結局それぞれが別の事件で、たまたま同時進行だっただけ。そりゃないよ。これまで読んだ著者の作品の中では、個人的には一番下かな。
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犯人は意外過ぎた。
複雑に糸が絡まり過ぎて、ぶっ飛んでる人が多すぎて…
でも、解説でも述べられていたようにそういう人が増えている気がする。
こんな事件がほんまに起こってしまうことがあるのかもしれない。
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女子高生と警察関係者が殺されすぎ。
異常者ばかり。
まともな人が少なすぎた…。
西澤保彦さん、初めて読んだのかな?
この話を読んで、ひたすら心がザワザワした。
実際の殺人事件って本当はこうやって、ただひたすら理不尽の繰り返しなんじゃないかなって思った。
推理モノとは違う。
ほぼほぼみんな死んでモヤモヤが残る。 -
珍しい読みの名字の人が多く出てきて、取っ散らかった感じに。
光門は一体なんだったの?
城田も最後にそんだけ推理できるなら、もっと早くなんとか出来たでしょ。 -
「怪しい動き」「引っかかる動き」をしている人が分かりやすすぎてうーん
ひっくり返しはあるようなないような微妙な感じだし
フーダニットの解明が楽しめなければ他に良いところ無さそうな本かも…
問題行動刑事の存在も、幼い大人の精神という社会問題を提起したかったのか?二重の事件ものにしたかったのか?まさかプチアクションが書きたかった??…謎でしかない。 -
面白さがよくわからなかった。
名前もたくさん出て誰が誰だかわかりにくかった。謎解きもスッキリ感がなかったし…あまり自分には合わなかったかもしれない。
他の作品は面白かった記憶があるので、違った作風のものなのかな?
ご無沙汰しております。
左様でございましたか!!なんたるディスティニー。
確かにタイトルの破壊力強いですよね。...
ご無沙汰しております。
左様でございましたか!!なんたるディスティニー。
確かにタイトルの破壊力強いですよね。キープアウトな危険漂う装丁も我らダーク好きを惹き付ける罪な作品です...笑
内容はミステリーとしては△でした。。。
が、それよりも登場人物たちのALL「非」正常さは見応えが抜群かと思います。
気持ちよく読める代物ではありませんが、絶妙な負のリアルさを体験出来たので
(好きなジャンルが近い身として)奏悟さんには是非オススメしたい作品です\★/
早く出逢えますように///
またすごい作品を手に取りましたね...笑 仰る通り、ミステリーとしては些か陳...
またすごい作品を手に取りましたね...笑 仰る通り、ミステリーとしては些か陳腐な展開(だったような)でしたが、人物のサイコパスさにスポットを当てると楽しめる1冊やもしれないですね☆
mapponさんのレビュー読めて嬉しかったです!!これからも楽しみにしてます^ ^