- Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344419872
作品紹介・あらすじ
うづと太郎吉の祝言で、無事に仲人を務めた小籐次は水戸へ旅立った。だが、案内役の水戸藩小姓頭・太田静太郎と合流するや、街道筋で藩主の状箱が盗まれたことを耳にする。葵の御紋が入った状箱は権威の証。その強奪は何を意味するのか-。図らずも、老中の密偵・おしんと行き合った小籐次は、予期せぬ事態を知らされる。破邪顕正の第十九弾。
感想・レビュー・書評
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先に『品川の騒ぎ』を読んでしまったが、この19巻を読んでなかった。
うづと太郎吉の祝言で、小藤次とおりょうは、無事仲人を終える。
水戸への道中は、小藤次、おりょう、駿太郎、あい、お夕が、行くことになるのだが、水戸街道では、水戸藩への妬みで、葵の紋の入った状箱が、盗まれており、その反動で、おりょうと駿太郎がかどわかされる目に合う。
水戸斉修が頼んだ小藤次の創意工夫の水戸領内の竹と紙とで、作成した行灯で、損をする藩が、牙をむく。
おしんらの協力で、無事に解決するが、小藤次の太市での剣のさばき。
老中青山の指示で、南奉行が荒尾但馬守が、状箱を盗んだ山城屋で、蔵を捜査し、水戸家へ届けるが、、、
皆、知恵者揃い。
何事もなかったように、済ませるところが心憎い。
最後に、国三が、製作した竹の花器におりょうが、花を活けるところなど、作者が男性なのに、粋な終り方であった。 -
おりょう様といい感じになりながらも、駿太郎の今後の成長が不安?
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久しぶりの水戸行き。今回は、おりょう様も一緒の道行き。甘い場面は抑えられ、次々と事件が起き、戦いの場面も多数用意されている。国三との再会も、意外な展開となり、次作が楽しみに待たれる。
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いつもの水戸への出張です。(^^;
出かけた先での話ではなく、道中の話が中心ってのがポイントかな。
御鑓拝借のカウンター的な話でした。
ちょっとした遊び心ですかね。
今回は水戸から帰らずに終わっているので、次は水戸からの帰り道かな? -
NHKでドラマ化されると聞いて読み始めたこのシリーズも、とうとう最新刊に追い付きました。
そんなに大きな話ではないけど、小藤次の活躍が楽しいです。
今回は何度目かな、また水戸へ。 -
2013/10/2
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そろそろ安定期?ドラマにもなっちゃったし…
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うづの婚礼から水戸への旅での騒動。貧弱なエピソードであった。
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このシリーズはマンネリ化してきて、あまり面白くなくなった。
勝五郎、三河蔦屋の染左衛門とのやりとりが、行かせぎ?と思わせる様な感じがする。