復讐したい (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1023
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344420113

作品紹介・あらすじ

「復讐法」に則り家族を殺された遺族は犯人を殺してもいい。ただしルール厳守。(1)場所は孤島・蛇岩島に限る。(2)制限時間は100時間。(3)遺族には武器と食料とGPS等が与えられるが犯人は丸腰。(4)ここでは誰が誰を殺傷しても罪にならない。-最愛の妻を殺された泰之は最も残虐な方法で犯人を殺すことに決めた!背筋の凍る復讐ホラー。

感想・レビュー・書評

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  • 負の連鎖

  • 復讐か裁判かを選べる時代。
    という内容でした。

    物語はいくつかの事件で復讐を選んだ人々との関わりから進んでいきます。

    復讐したい気持ちはよく理解できます。
    物語の中の設定では復讐はお勧めできませんね。。

  • 復讐果たすところは読んでて気持ちよかった
    ラストはそうきたかーーーってなった

  • 裁判か復讐か
    復讐が次なる復讐を生む

    かなりグロテスクな描写もあったが、
    私は苦手ではなかったため楽しんで読むことができた。

    首謀者は誰なのか、誰が裏で糸を引いているのか

  • あっけない
    主人公が復讐し終えて終わり
    結局世界プラーナ教団の神河聖徳のぶつぶつ言ってたのはなんだったのか

  • ドアDが1番好きだと思っていたけど、更新した。この本が好き。展開が次々変わっていって、全ページ飽きず面白いと思えた。でっかいオチはこれか、激展開はここか!が何回もありました、すごいです、惹き込まれる。山田悠介さんのグロテスクな表現が大好きだーーー。人の愛、優しさ、執着、怨念、恨み、色んな感情が描かれていて、恐怖も感じたけど、愛から育った復讐できるほどの行動力はとっても美しいと思った。復讐は連鎖する、終わらない、現実ではしっかりこれを知っておかないと。
    映画化してほしいです。

  • 結構現実の事件を想像するような設定があった。
    最後の復讐を選んだ場面を見ても思ったけど1度始まってしまった負の連鎖は簡単には終わらないんだなと思った

  • まぁまぁ

  • ラストが震えた。

    復讐は終わること無く繰り返される。

  • 描写がリアルでハラハラした。
    自分は愛する人が殺されたらどうするのか、考えながら読んだ

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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