超思考 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344420724

感想・レビュー・書評

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  • 共感できました。
    地球温暖化の話はまさにそのとおりです。

  • 家畜に向かって柵を飛び越して自由を手に入れろ!
    時勢と運を手に入れられたのは、私見を持って行動したことと、母親から授かった躾に起因する。
    もっとビンビンくるものがあるかと読んだが残念。

  • こういう感覚は世代が離れていても私には通じるのだが、果たしてどの位の人達がこの感覚を当たり前と感じるのだろうか。
    これをおかしいと目くじらを立てる人がいたら…それこそ自分がおかしいのだと思って欲しい。

  • 死から離れた現代人

    現代社会が動物の命をまるでモノのように大量消費していることを子供のほうがよく知っている

    命の価値に無頓着

    死刑が重いのは、死が一番嫌な事だから
    死が一番いやでない人にとっては意味がない(死が一番嫌というのは価値観)

    使い捨てが前提の世界
    エコ製品に買い替えるより、モノを直して使った方が方が良い

    薄っぺらな三流品

    TVという装置が流れ作業雄の機械のように芸人を大量生産
    TVに出られれば貴族か何かの一員にでもなったつもりの芸人、世の中

    文化のレベル

    状況をみきわめ、やめる。執着しない。

    見世物、生きる事の苦しみも

    好きなものに囲まれ、好きな暮らしをする

    老人問題を金で解決しようとする現代社会

    「何かになった気分」を売っている。本、モノとはインスタントな経験。
    解りにくけりゃ、芸術か?

    刹那主義では大きな収穫をつかむ事はできない

    アウトプットの質を高める。見え方、見せ方。
    分類、多面的に見て、本質をいかに突くか
    →徹底的に商品の魅力を洗い出す。
     最大限に伝える。

    見え方の重要性

    いるもの、いらないもの

  • 漫才ブームのツービート,たけちゃんまんのひょうきん族を見てきた世代として通ってきた、たけちゃんの一ファンの私としては、非常に興味深かった本ですwwたけちゃんお得意の皮肉めいた極論と言えばそうなんだけど的を得ている発言も多くて頷ける。TVでは話せないような内容を本で知る事ができ、より彼を知る事ができるのは嬉しいし、面白い^^。他の本ももっと読んでみたいと思う。

  • 世の中に対して武さんが考えたことを綴っている。全14考。
    スタンスがわかりやすく、読んでいて視点もおもしろかった。

  • 人間の本質について書かれており何度でも読み返したくなる本。

  • 主張に余裕を感じて、ああそうか、この人も歳なんだと思った。余裕があるから、際どい発言も、際どく感じなかった。反論とか、叩く気になれないとこにいるんだなって。芸人ではなく、文化人なんだなあって。

  • たけしだから言える、という側面もあるけれど、他の人が言えば叩かれそうな暴論、極論でも、あえて示すことで、思考停止に陥っていませんか?と投げかけてくれる。根っから親切な人なんだと思った。日本人の心のクセ、言霊信仰、口に出したことが現実になると思ってることへの疑義。念仏みたいに原爆反対となても、世界から一発の原発も減らせないのに。今の仕事にやりがいを感じないなら逆にチャンス、この仕事を冷静に見る目を持っていると考えればいい。冷静に見ればどんな仕事でも面白くできる。絵描きを志しつつ映画監督になった黒澤明監督や、タレントが本業の自らが映画監督をすることを引き合いに出しつつ。お前みたいな下ネタオンパレードのやつがいうなと言われるだろうが、そういう下品はいくらでも平気、人に媚を売るような見え透いた真似はどうしてもできない、そっちのほうがよほど品がないと思えてしまう、という矜持。などなど。ほかにも痛いところ刺されてカッとなるようなところもありつつ、じゃあ自分ならどうする?思考をとめてないか、という指針にしていけばよいと思う。

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著者プロフィール

ビートたけし。1947年、東京都足立区生まれ。72年ツービート結成。89年『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー。97年『HANA-BI』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。著書多数。

「2020年 『浅草迄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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