心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344421431

感想・レビュー・書評

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  • 心を整える=生活が整う=取捨選択=やるべきことに集中=パフォーマンスの向上=思考力の鍛練
    このループが結び付きあって結果がうまれる。
    トップアスリートだからこその説得力。
    気負わず読みやすい文章なので、部活生にもおすすめ。

  • ・競走は自分の栄養になる
    ・努力や我慢はひけらかさない
    ・寝る前の時間をマネージメントする
    ・正論を振りかざしすぎると、周りが窮屈
    ・感謝は自分の成長

  • 腐らず流されず。挑戦しないことに価値はありません。

  • 2020/09/06
    たまたま読んでいたものの出典としてこの本の一部が扱われていた内容を読んで、全容が気になったので買ってみました。
    サッカー日本代表として前線で活躍する長谷部選手が普段からどのようなことを心がけているのか、心が乱れそうになった時にどうバランスを調整しているのか、どのような意識で取り組んでいるのかがストレートに書かれていてとってもわかりやすく共感できるところがたくさんありました。
    もちろんサッカー選手としてのコンディション調整の方法もそうですが、それだけではなくて、彼自身の生き方そのものの中に色々な気遣いや心がけがあって、それを文章化してくれたことに感謝です。
    文章を読んでいて思ったのは、何よりこの人めっちゃ本読んでる!ってことと、この人やっぱり真面目なんだ…ということです。
    プロとしてフィールドでいいプレーをすれば良い、というだけでなく、自分がプレーすることでどのような影響を与えられるか、いい流れを作るためにはどこから意識したらいいのかということも参考になりました。
    特に、ヨーロッパへ移籍した時の話や、レッズに入団したり日本代表に選出されたときの監督とのやりとりや、他の選手への意識など、まとめる力や、上に立った時に取るべき人の見方などもとても参考になったと思います。

  • Qualitat kommt von Qual.
    マガト監督
    The snake which cannot cast its skin has to die.
    ニーチェ

  • 長谷部さんの性格と考え方がよく分かる、丁寧に素直に書かれた本。
    プロアスリートの思考方法が参考になります。

  • はじめて知ったのは大学生の頃の先生のおすすめとして、でした。 読んだ頃は読書は苦手でしたが、そんな私でも読みやすかったです。大学生の頃より、社会人になった今、とても惹きつけられるものがありました。チームで、組織で、仕事をしていく上で心がけていきたいことがたくさん載っています。大切な上司にプレゼントとしてお渡ししました。 私にとっては、一生の間に何度も繰り返して読み、思い出したいことがかかれている大切にしたい本です。

  • 前々から読みたいと思っていた一冊。
    長谷部誠選手は、サッカーワールドカップ代表でしかお見かけしなくて、まっすぐで真面目でキャプテンらしいという印象があったが、その内面についての全てが描かれていてとても参考になった。
    現代において、時間に追われたり、余暇の過ごし方の多様化や充実化している中で、一番大切な自分というものの大切さを改めて認識させられた。
    是非参考にしていきたい。

  • 心を鍛えるのではなく整える。
    本書はよくあるスポーツに関するノウハウ本ではなく、世界でもサッカー界のトップを走る長谷部選手の経験から抽出された日常生活からビジネスといったあらゆる場面で大切になるエッセンスが詰め込まれており、それが56の習慣として紹介されている。
    ファンだけでも、仕事に熱中している人だけでもなく、日々の生活の中でより決断の質を上げていきたい方におすすめです。


    著者の長谷部誠選手は、あらゆる指揮官に重宝される日本代表の中心人物であり、浦和レッズではタイトルを総なめにし、移籍したドイツでは、クラブチームを初優勝に導いた。記憶に新しいところでは、アジアカップでのチーム優勝。

    私はあまり詳しくないのですが、どうやら選手として突出した武器をもっているわけではないといわれているようです(基本的に全部の能力が高いのでしょうが)。そんな彼の最大の強みがサッカーのスキル・テクニックといったところではなく、メンタルコントロールだということです。

    =====
    心は鍛えるものではなく、整えるものだ。いかなる時も安定した心を備えることが、
    常に力と結果を出せる秘訣だ。自分自身に打ち勝てない人間が、ピッチで勝てるわけがない。
    =====
    相手をどうこうする前に、自分がイメージする最大のパフォーマンスを出すために自分を管理下に置くことが重要なのだと教えられます。
    そしてこれはまさに、サッカーの試合に限らず言えることだと思います。

    いざというときの、自身の選択、意思決定の質を上げていくためにも、自分自身と向き合うことが必要になるのだと学びました。


    以下では56の習慣の内8つの習慣についてメモ的に記載しておきます。
    全体を通して、自分自身と真正面から向き合って、ぶつかり合いながら乗り越えていく姿が見られ、非常にカッコイイです!
    これはファンになってしまいますね!!

    完全に箇条書きで節単位で書いているので、気になるところがあれば本書を読んでみて下さい。
    ちなみに、、個人的に「運命を口説く」という言葉が好きです。

    ◆心を整える
    =====
    意識して心を鎮める時間をつくる
    決戦のスイッチは直前にいれる
    整理整頓は心の掃除に通じる
    過度な自意識は必要ない
    マイナス発言は自分を後退させる
    恨み貯金はしない
    お酒のチカラを利用しない
    こどもの無垢さに触れる
    好きなものに心を委ねる
    レストランで裏メニューを頼む
    孤独に浸るひとり温泉のすすめ
    =====


    ◆吸収する
    =====
    先輩に学ぶ
    若手と積極的に交流する
    苦しいことには真っ向から立ち向かう
    真のプロフェッショナルに触れる
    頑張っている人の姿を目に焼き付ける
    =====


    ◆絆を深める
    =====
    集団のバランスや空気を整える
    グループ内の潤滑油になる
    注意はあと腐れなく
    偏見を持たずまず好きになってみる
    仲間の価値観に飛び込んでみる
    常にフラットな目線をもつ
    情報管理を怠らない
    群れない
    =====


    ◆信頼を得る
    =====
    組織の穴を埋める
    監督の言葉にしない意図行間を読む
    競争は自分の栄養になる
    常に堂々と勝負する
    運は口説くもの
    勇気を持って進言すべきときもある
    努力や我慢はひけらかさない
    =====


    ◆脳に刻む
    =====
    読書は自分の考えを進化させてくれる
    読書ノートをつける
    監督の手法を記録する
    =====


    ◆時間を支配する
    =====
    夜の時間をマネージメントする
    時差ぼけは防げる
    遅刻が努力を無駄にする
    音楽のチカラを活用する
    ネットバカではいけない
    =====


    ◆想像する
    =====
    常に最悪を想定する
    指揮官の立場を想像する
    勝負所を見極める
    他人の失敗を自分の教訓にする
    楽な方に流されると誰かが傷つく
    =====


    ◆脱皮する
    =====
    変化に対応する
    迷った時こそ難しい道を選ぶ
    異文化のメンタリティーを取り入れる
    指導者と向き合う
    =====

  • 日々の生活を送る上で、心を整える為のヒントになる言葉が沢山ありました。私が特に実践しようと思ったのは以下の事です。

    ・1日30分は、電気を付けたままベッドに横たわる。何もしない。そうすると心が落ち着く。

    ・辛いこと、ネガティブな事があったら、身体を動かしたり、温泉に行ったりして早く消化する。

    ・手を抜きたくなったときは、期待してくれている人のことを思い出す(傷つく人がいる)。

    本全体に一本筋が通っており、長谷部誠氏の人柄、人生観などに触れられた点も、読んだ価値があると感じました。

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