ちょいワル社史編纂室 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422568

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。
    久しぶりに一気読みした。
    小説って、こうじゃなくっちゃ。

  • これはおもしろいな。久しぶりの娯楽小説。
    挫折してそこから立ち直る物語って最近多いと思う。
    時代背景が影響しているのか…。

  • リストラ部屋の社史編纂室へ送られた玉木俊晴。最初は絶望していた玉木だが、手品を通じて同じ社史編纂室の同僚たちとアフターファイブマジック団を結成する。

    バラバラになった家族がマジックと同僚、そして愛猫のおかげでひとつにまとまっていく様子が良かったです。

    人生の半分はマジックの様に、自分の力でコントロールできるという。腐らなければ誰かが見ていてくれる。青臭い展開ですがそれが何より暖かい。

    終盤に向けて、泣けるエピソードが続きます。猫の虎二も良かったけど、最後の最後で妻の恵との展開はハラハラドキドキでした。

    久しぶりに車内で泣くのを堪えた小説でした。

著者プロフィール

安藤祐介
一九七七年生まれ。福岡県出身。二〇〇七年『被取締役新入社員』でTBS・講談社第一回ドラマ原作大賞を受賞。同書は森山未來主演でドラマ化もされ、話題を呼んだ。近著に『本のエンドロール』『六畳間のピアノマン』『就活ザムライの大誤算』などがある。

「2023年 『崖っぷち芸人、会社を救う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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