赤い三日月 小説ソブリン債務(上) (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422780

感想・レビュー・書評

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  • 最近仕事のインプット系の本を読むことが多かったので、
    ちょっとお疲れ気味…。ということで、
    気楽に小説が読みたい~と家に残っていた
    黒木さんの小説を手に取りました。
    「気楽に」と言ったものの、結構、難しそうな小説タイトル。。

    黒木さんの金融小説は、綿密にリサーチされた上で、
    現実で起こったことを織り交ぜて、小説にしているので、
    読むのは結構大変ですが、とてもタメになります。
    今の気分に読む小説じゃなかったな…と思いながら、
    読み始めましたが、思ってた以上に読みやすかったので、一安心です。
    (でも、簡単ではない!)

    時代背景がちょっと昔で、1990年前後のトルコの話なのですが、
    湾岸戦争の話なども取り上げられており、
    当時はニュースではるか遠い地が戦争になっているな、
    くらいの認識しかなかったのが、
    当時の風景がよりリアルに伝わってきます。

    下巻も読むのが楽しみな一冊です。

    ※赤い三日月 小説ソブリン債務(下)
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4344422791#comment

  • この著者の本にハマってどんどん読んでます。ただ小説にしては専門性が高いので自分が関わってない会社やマーケットだと一気に分かりにくくなる。でも金融業界に関わっている人には楽しい。

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  • トルコの資金調達について、銀行側から描いた作品。

著者プロフィール

黒木 亮:1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社を経て2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビュー。著書に『巨大投資銀行』『エネルギー』『鉄のあけぼの』『法服の王国』『冬の喝采』『貸し込み』『カラ売り屋』など。英国在住。

「2021年 『カラ売り屋vs仮想通貨』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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