天帝のみぎわなる鳳翔 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (792ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422858

感想・レビュー・書評

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  • 再読。天帝シリーズ第四弾。今回は航空母艦が殺戮の舞台という中々に見ないであろう本格推理小説。まほろは今作でもまたもや女とイチャイチャするわけだが、それについての悲喜交々はあの黒幕にも一理ぐらいはあるかなぁと私なんかは思ってしまうのだが、それこそヒトとヒトがわかり合いたいと思う欲求からくるものではないだろうか。最後に展開された死者たちの最期の灯のワンシーンは、黒幕がなんと言おうとやはりただのヒトでしかない私の涙を誘うものだった。

  • 180302どくりょう
    今年12冊目今月1冊目。

著者プロフィール

東京大学卒。リヨン第三大学法学部第三段階専攻修士課程修了。元警察官僚。2007年『天帝のはしたなき果実』でデビュー。以後続く「天帝シリーズ」は、高校生、大学生を中心に熱狂的なファンを獲得。他著作に『絶海ジェイル』『背徳のぐるりよざ』『その孤島の名は、虚』など。

「2022年 『老警』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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