- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344423039
感想・レビュー・書評
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3ヶ月のドイツでの暮らし。街や食や風景や人々、読んでいて空想してとても幸せな気持ちになった。私もお金を貯めて、仕事が落ち着いたら海外に数ヶ月家を持ちたい!と夢ができた…お仕事頑張るぞ
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ベルリンでの生活がベースになっているエッセイです。
こんな生活できたら素敵だろうな!と憧れます
ビニール傘を買わないところ、激しく同感です!
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初めて読んだ小川糸さんの某小説がどうしても途中で挫折してしまい、もしかしてこの作家さんは合わないのかなあ?と思っていたけど、ドラマ化された作品はどれも素晴らしくて、周りにファンの方もちらほらいて、楽しめないのがとにかく悔しい! なんか自分だけ損してる気がしてた。
確かに、合わない作家さんはいるのかもしれないけど、たまたまその作品だけ合わなかったという場合もある。
でも、やっぱり小川さんの作品を味わいたい!
という思いから、慎重派な私はエッセイから手を出すことにした。(湊かなえさんのときと同じ接近方法である)
あまり調べずに本屋で適当に選んだので、小川さんが「日記エッセイ」として1年を1冊にして出されてることを知らず。そもそも小川さんのこも知らなすぎやったから、エッセイ読んでて、海外とかさらっと行くし(今はみんなそんなものなのだろか?)、ドイツ大好きやし(私も好き)、映画や芸術に詳しく、広い視点と視野をもっていらっしゃり、でも、生活そのものをゆったり楽しんでいるのがよくて、もっと小川さんのこと知りたい!という思いで今はいっぱいです。
HPの「糸通信」にて日記エッセイの出版順を調べて、読書計画を立てました。
さて、それでは本題。
「たそがれビール」は2012年の出来事。震災から1年がたち、今からちょうど10年前のこと。
2012年って私どうしてたっけ?と思いながら楽しみました。
夏に3ヶ月ドイツに滞在された日々のことが多くを占めていて、旅行より、短期でその土地で暮らすということに憧れるので、もう、楽しくて楽しくて。私がドイツを旅したのは2001年の夏なので、きっと街そのものが変わってるだろうけど、なんていうか、雰囲気というのか、東と西ではやっぱり違って(でも私は観光)、1989年のドイツの壁が壊されたときのニュースの映像とか、やっぱり、ドイツのなかでもベルリンは独特な街だった。(でも私は観光)
2012年は、「つるかめ助産院」のドラマ化があった。見た見た! 「あつあつを召し上がれ」はイタリア版が出た年だったそう。また、ちょうど小説「リボン」を執筆中だったようだ。
1日の日記は2~5ページやけど、どんどん先に読み進められたし、かといって、出先でちょっと読むにも良い。
良い。好い~。
近いうちに、小川さんの小説をまた手に取れますように。 -
日常の暮らしを楽しむ様子がのほほんとしててすごくいいなあ。旅行に行きたいってよりも、私もこれからもっと色んな国に住んでみたいなと思うエッセイでした。
野鳥の会を作った方のように、日常を楽しむ仕掛けやきっかけをつくれる人に私もなりたいなぁ。 -
この間、篠田節子著『寄り道ビアホール』を再読した流れ(?)で、タイトルに魅かれ、そしてジャケ買い(カバーイラストがグ~)。
著者の作品を読むのは初めてだったので、「ペンギン」って、最初は何かと思った。配偶者のことと、読み進むうちに納得(笑)。
日記エッセイというのか、一年間を日にち順に美味しく愛おしく身辺雑記が綴られている。読んでいるこちらも、なんだか幸せな気持ちに満たされる。
それにしても、アフリカやフランスへ旅行したり、ベルリンで生活(アパートを借りて)したり、なんともうらやましい生き方!次は著者の小説を読んでみよう。 -
素敵な毎日を送ることができるのは、日々を楽しむことなんだなと思う。
楽しむことには才能がいる。その才能を生かしている彼女は素敵だな。
引用させていただいた部分は、最近の乱発される本を生産するだけの作家に読ませたいぃ!!!!!(切実に!) -
タイトルのみ気になり、読み始めるが、日記風エッセイ、、、興味無し。
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小川糸さんの忙しくも楽しい日々が綴られていて、読んでいてワクワクする。世界のいろいろな国から見ると、ちょっとした日常も特別なものに見えてくる感じがして、いいなあと思った。
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美容院の帰り道から聞き始めた本。あっという間に読めてしまったけど、とてもほっこりするエッセイだった。
かたつむり食堂の作者さんのエッセイ。
パリやベルリンなどに滞在することを書いてて、あ、わかるわかる!と思ったりして親しみが持てたので、この作者さんもオーディブルで今から制覇することにした! -
旅に出たくなる、そんな一冊。
ららちゃんが出てくる章がお気に入り。