世界は終わらない (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.99
  • (108)
  • (182)
  • (93)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 1964
感想 : 131
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344423794

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 学生時代、私も本屋でバイトしていたので懐かしく、ワクワクして読んだ。
    相変わらず面白くすぐ読めちゃう。
    ただいつも思うけど私が女だからか、女性目線、女性が主人公のお話の方が共感できて好きなんだな〜

  • 会話が流れるように進み、一気に読んでしまう。
    何だかそれがすごく気持ちが良い。
    主人公の書店員、土田さんがいい人だからかもしれない。いい人の会話ってこんな感じなのかな。
    初デートで泊まっていきませんか?には驚いたけど。
    読書紹介にもなっています。
    癖になりそうな感じです。

  • 土田さん、彼女がいるのにすーちゃんとご飯に行ってずるいぞ!と思いながら読み始めると、土田さん、めちゃささやかで素敵な人じゃないか!という印象に変わる。
    「人生がずっと続くのなら、人は本なんて読まないんじゃないか」という一言がいい。

  • すーちゃんのお話に登場した、男性書店員が主人公のお話。
    32歳独身彼女いない歴6年の彼も、すーちゃんと同様に、仕事、結婚、将来のことを考えていて、これまた共感。
    人生とは…考えちゃうけど、彼の答えに「なるほどー」と思った。

  • ミリさんの本好きです。
    「ああ、わかるわかる~」「そうそう、そうなのよね」ってポイントがたくさんあり、心に染み入ります。
    このお話書店員の土田くん(32歳、彼女ナシ)の日常が描かれています。
    書店員だけあって、いろんな本の話が出てきて、またそれも面白いんです。
    そして・・・中盤ではなんとミリさん登場(笑)
    こんなパターンもあるのね、と微笑ましい。
    スーちゃんも出てくるし(笑)

    「赤毛のアン」「トットちゃん」私、読んでないんだよなあ・・・。夜本屋に駆け込む土田くんのように私も図書館に駆け込みたい気分です!!読みたい!!

  • 「人生がずっとつづくのなら
    人は、
    なにも探す必要がない
    わかる必要がない
    いつだってできることは
    いつまでもやんないで
    いいのと似ている」

    土田くんがベンチに座ってひとりで人生を語るシーンがよかった、よかったよ土田くん。

  • 素直に、真剣に人のことを思うって良いなと思わせてくれる本。
    普段本を読まない悩んでる知り合いがいたら、この本をすすめてみたい。本の素晴らしさを知るきっかけになるかもしれないから。

  • 書店員の土田 新二くん・32才。
    今日もコツコツ働く。

    絵本コーナーのこと、彼女のこと、無人島へ持っていく一冊の本のこと、本好きのおじさんのこと!などなど。

    ほんわかムードのストーリーと絵の中で、つい人生を考えてしまいます。

  • 作者が本の中に登場して主人公としゃべってて「マンガの中に入って主人公と話してみたい」って言ってる。とか、
    その主人公とのおしゃべりの中で「この主人公はパチンコしなさそうって言われたらパチンコする方向で考える」って言ってて、実際その主人公が意外な場面でパチンコに入る。とか、
    面白い手法を器用に使ってる。

    また、主人公が書店員ということで、この本の中でいろんな本の話が出てきて、本を読みながらまた別の本がたくさん読みたくなる。

    著者の他の本同様に共感や慰めが得られるのはもちろんのこと、面白くて不思議な感覚が得られる本でもある。

  • 買おっかなー、どうしようかなー、と思い続けてたら1ヵ月経っていたので素直に購入。
    結果、買ってよかった。号泣した。
    私もきっと大切な人の本をもらいたいと思う。

    あとこの本を読み終わったあと、すーちゃんの恋を読み直した。やっぱ好き。

全131件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。

益田ミリの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×