ストーリー・セラー (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.72
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本棚登録 : 10229
感想 : 662
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424135

感想・レビュー・書評

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  • 対になっているお話だと思っていたのに違った。
    (勝手な思い込みで読んでいたのかな)

  • sideAとsideBで違ったストーリーが読めるのがいい。どちらも面白く、作中の時間軸の中でどこまでがフィクションとしてかかれているのか、混乱したところもあったがどんどん物語に引き込まれた。特にsideAの方が好みで、物語の終わりは号泣だった。

  • 最初のふたりのやりとりが恥ずかしく感じたが、次第に物語に引き込まれ一気に読んでしまった。
    普段は終わりの解説は読まないのだが、この本に限っては読みたかった。
    結末は抜きにして、こんな風に互いを思いやれる夫婦になりたいなと思った。

  • 優しい愛に包まれた物語は、触れるとかんたんに弾けます。

    (以下抜粋)
    ○俺が一番好きな作家の旦那に慣れたんだよ。溺愛するでしょ(P.148)
    ○あたしたちを助けてくれない世間体など知るか。あんたたちも含めて。(P.163)

  • sideAとsideBは違う話だけど、二つ合わせて一つの話。

    読み進めていくとあーそうなのかーってなる。
    難病がテーマですが、読みやすい本です。

  • 久々の有川浩さん 相変わらずの読みやすさ。
    胸キュンなセリフや、独特な言葉選び、読んでいてすごく楽しかった!

    私の理解力が足りないのか、最後は消化不良で終わった。
    一体何が本当なんだ、、?

    結局サイドa.bは別のお話ということでいいんでしょうか???
    一体どこまでが本当なのかも、わからない!!

    見開き一面に見た膨大な文字。
    心情がすごく伝わってきたけど、怖かった。
    通勤中眠い中読んでたけど、一発で目が覚めました笑

    • moemiさん
      同じくです。 結局何が本当なの?ってなりました。
      難しく曖昧に終わらせましたね。
      同じくです。 結局何が本当なの?ってなりました。
      難しく曖昧に終わらせましたね。
      2020/03/28
  • 確かにSide:Aは魂を揺さぶられる。Side:Bは正直イマイチ...。虚実織り交ぜたモヤモヤさせる展開に辟易。途中まではいい話だったので残念。普通に表裏のストーリーで良かったのではないか。ただ、最期の選択は改めて自分自身で決めようと思える一冊。

  • まだ読んでいない貴方へ。この作品は傑作だ。
    もう一度言おう。傑作だ。

    SideAとSideBに分かれており、それぞれが中編で構成されている。内容に触れると酷いネタバレになってしまうから触れないが、SideBになってからは読む手が止まらない。最初は、SideAとは別の視点から捉え直してると思ったらそんなことはなく全く別のストーリー。

    しかも、主人公が作家で劇中でも作品を書くというメタ小説的展開もあり、どこまでが「虚構」でどこまでが「虚構内の虚構」なのかもハッキリしない。

    時間が経った後にまた読み直したい一作。

  • 『書ける側』と『読む側』の男女が紡ぐ切ない物語。

    自分の大切な人には自分より長生きしてほしい。傲慢だけど。

  • 作家と愛する夫の物語。他愛のない出会いから、作家の死、それに対するものとして、夫の死の話。どこまでが本当で、どこまでがフィクションなのかはわからないが、夫の大きな愛に包まれて妻の作家は物語を紡いでいく。悲しくもあり、心温まりもする優しい物語。

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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