ストーリー・セラー (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.72
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本棚登録 : 10229
感想 : 662
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424135

感想・レビュー・書評

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  • あんまり感情移入できないまま終わってしまった。

  • 私には合わなかった

  • 最後まで読んだものの、買ったことを激しく後悔するほど陳腐でした。
    もし有川浩さんと知らずに読んでいたら、きっと一昔前に流行った携帯小説の類いだと思ったに違いありません。
    高評価だったので期待していましたが、有川浩さんの恋愛小説が私には合わないようです(『植物図鑑』は割と好きですが)。

  • すらすら読めて読みやすかったけど、わたしにはあまり感情移入出来ないままあっさりと終わってしまったかなという感じでした。 でもずっと気になってた作品だったので読めて良かったかな。

  • 悪い意味で予想を裏切られた作品。
    てっきりsideAでのあらゆる布石がsideBで回収されるのかと思いきや、全くそうではない。
    狂気的にも感じる文字の羅列や、sideAでの夫の最後の言葉を全てひらがなで表記したこと、全て意味がわからない。
    登場人物の理屈的な言い回しも鼻につく。
    そのため夫婦感で交わされる愛情溢れる(?)会話や、相方を失うことへの感情描写も、共感ができない。感情移入が難しい。
    どう布石が回収されるのかについて、ミステリー的な読み方をしてしまったのが全ての間違いであった。
    イニシエーションラブ的な展開を期待してしまった。

    読み終わったあと、「あぁ、ここまでが作中作で、この部分が事実だったのか。はたまた有川さん自身のノンフィクションの可能性も…?」といった部分に少し思いを巡らせることができるだけの作品である。

    残念ながら、手元に置いておきたいほどではない。
    実家の不要本が詰めこまれた本棚にそっと入れておくことにする。

  • 久しぶりに読んだ有川浩さんのラブストーリー。
    今までこの人のラブストーリーはたくさん読んできたけれど、"この人、こんなにくどい物語書く人だったっけ?"というのが読み終えた最初の感想。
    やたらとくどくど説明してるのが鬱陶しいのもあり、こんなだったかなぁ?と首を傾げながら読み終えた。

    sideAとsideBの2つの物語。
    どちらも女性作家とそれを支える男性の物語。
    男性は女性作家の大ファンで、献身的に支える。

    自分が献身的に支えていた女性が先に亡くなるのか、献身的に支えている自分が先に亡くなるのか、どちらも報われない切なさはあるが、胸が熱くなる前に「生活どうすんの?」と心配になってしまう。

    膨らむ要素のない物語を無理に膨らませようと狙って書いた感じがして、空々しく感じてしまった。





  • 何がどうして好評・おすすめに
    推される話なのか理解出来なかった

    文体軽めで口語的なためか
    1時間足らずで読了
    なるほど、ライトな感じですね
    どっかでも書かれていたことだが
    「……何だそれ」と興醒めする
    よーな台詞が度々あり辟易

    夫婦のラブ?ストーリー、みたいな
    名作の一冊としての扱い、レビューを
    見ていたためか、突然の同じ単語
    繰り返し頁にはサイコホラーかな?
    と引き気味になったわ
    この作家さん、こーいうのも書く
    ひとだったんですねー…

    つーか無理やりやられたくなかったら
    本を読ませろ、だの普段温厚だけれど
    読書を邪魔されるとキレる、とか
    ほんとくそみたいなやつだな、
    て冒頭から思ってしまい、読むの
    やめよーかと悩んだわ←

    ストーリーについては
    何だかよく分かんなかったわ
    「イニシエーションラブすきな方は
    これもすきかもね」
    ってレビューもどっかで見たけれど
    それとこれとは全く異なる、
    大体別にこれ叙述式トリック無いし

    そー思わせるよな形式じゃない、
    共通点はside:AとBとしている辺り?

    イニシエーションラブはすきでしたが
    これは全然すきじゃないな……
    何か中身無いと思うんだけれど

    やっぱり前知識・評判なんかで
    先入観あってからの、だと結局
    こういう感じになってしまうわ
    何の知識も先入観も無く読むのが
    一番だー、そしてお薦めだとかは
    まるであてになりません

  • 昔は好きだったのだけどね。。。

  • 2016年2月22日

    妻が珍しい病気にかかってしまったという夫婦の話。
    題材はすごく面白いけれど、「あなたがすき…」「きみがすき…」が延々と書かれているページを見て、side Bを読む前に挫折してしまった。

    初めての有川浩作品、文体があまり好きじゃなかったかもしれない。

著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

有川浩の作品

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