去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 3634
感想 : 313
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424678

感想・レビュー・書評

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  • ただただ残念。

    読み終えた直後なのに何も残っていない。

    登場人物の相関関係から、何を描いた作品なのか。

    なんだったんだろう。


    説明
    内容紹介
    ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は二人の女性を殺した罪で死刑判決を受けていた。だが、動機は不可解。事件の関係者も全員どこか歪んでいる。この異様さは何なのか? それは本当に殺人だったのか? 「僕」が真相に辿り着けないのは必然だった。なぜなら、この事件は実は――。話題騒然のベストセラー、遂に文庫化!

    内容(「BOOK」データベースより)
    ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は二人の女性を殺した罪で死刑判決を受けていた。だが、動機は不可解。事件の関係者も全員どこか歪んでいる。この異様さは何なのか?それは本当に殺人だったのか?「僕」が真相に辿り着けないのは必然だった。なぜなら、この事件は実は―。話題騒然のベストセラー、遂に文庫化!

  • だいぶ前に図書館で予約をし、ようやく順番が回ってきた一冊。

    著者の作品は初めて読みます。
    何故読もうと思ったのか、全く覚えていません。

    ある写真家が、二人の女性を焼死させた罪で死刑宣告を受ける。
    その写真家を取材するライターが写真家の唯一の肉親である姉や知り合いに会い、話を聞き進めていく。

    亡くなった人を模した人形を作る人形師の登場や、「資料」と題された手紙や映像、太字や傍点の使用など、叙述トリック的なものを狙っている雰囲気が濃厚に漂ってくるのですが、まず文章力が低いので読み手が読み続けるのに、非常に労力を使います。

    分かりにくい。
    まどろっこしい。
    凝っているように見える工夫に意味が感じられない。

    後半で、誰が誰をどのように殺害したのかが明らかになりますがその心理は陳腐だし(実際はそうなのかもしれませんが)突然出てくる「ピストル」には、もう笑います。
    「え、どうやって用意したの?」と(笑)。

    タイミング良く現れる情報提供&協力者、工作の為の条件などうまくいき過ぎていて、変に文章や構成をこねくり回すより、その辺りが順調過ぎる、納得できる理由を創り上げてみせてくださいよ、という感じ。

    性描写が多く、それに意味がないのも減点の要因ですし、その光景を撮影していた理由も不明ですね。

    今年1番の駄作。時間を無駄にしました。

    2014年51冊目。

  • 皆さん割と好評価のようですね。
    自分はダメダメでした…
    ごめんちゃい
    4/8/1

  • 一応最後まで読んだけど、ややこしいだけで面白くはなかったな。

  • 「自分は」あんまり好きじゃない

  • 所々、共感はする箇所はあったのですが、全体的によくわかりませんでした。

  • 銃、土の中の子供を読んでから3作目の中村文則の作品。
    文庫本版には最後に著者の解説がある。そこで、本作におけるミステリー本としてのトリックを説明(?)している。
    しかし、そもそもストーリーとして不可解な点が多く、文章としてのトリック云々ではないんだよな、と感じてしまった。

  • わたしの読解力の無さなのか途中からよく分かんなくなったけど最後まで読んだけど分かんなかった

  • ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は二人の女性を殺した罪で死刑判決を受けていた。だが、動機は不可解。事件の関係者も全員どこか歪んでいる。この異様さは何なのか?それは本当に殺人だったのか?「僕」が真相に辿り着けないのは必然だった。なぜなら、この事件は実は-。話題騒然のベストセラー、遂に文庫化!

著者プロフィール

一九七七年愛知県生まれ。福島大学卒。二〇〇二年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。〇四年『遮光』で野間文芸新人賞、〇五年『土の中の子供』で芥川賞、一〇年『掏ス摸リ』で大江健三郎賞受賞など。作品は各国で翻訳され、一四年に米文学賞デイビッド・グディス賞を受賞。他の著書に『去年の冬、きみと別れ』『教団X』などがある。

「2022年 『逃亡者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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