メガバンク最後通牒 執行役員・二瓶正平 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 184
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344430303

作品紹介・あらすじ

弱小銀行出身ながらも、生真面目さと優しさを武器に執行役員になった二瓶正平。そんな彼の新たな仕事は、金融庁の鶴の一声で決まった地方銀行の再編だった。だが、幹部らはなぜか消極的で、集められたメンバーも一年後に退職が決まっている社員ばかり。このプロジェクトを成功させるべきなのか、それとも――。二瓶の手腕が試されるシリーズ第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • このパターンは以前にもあった。
    「銭の戦争」でも始めはとても興味深く、面白く読めた。
    でも全10巻の内最後の方では話が変な方向に進んでしまい、何の話なのかよく分からなくなってしまった。
    このメガバンクシリーズのその様になりつつある。
    経済小説から違う方向に進んでいる。
    それを期待している読者は良いが自分はそうでは無い。
    次を読んでそれを見届けるか悩む。

  • 二瓶さん頑張ってください

  • シリーズ3冊目。経済小説?だと思って読んできたが、闇組織、謎の茶道一派、管理経済都市、旧帝国軍の毒物と金塊…とどんどん訳が分からなくなって最後は読む気が失せました。やれやれ。ほとんど出ない★一つ。

  • ひどい

  • もともと登場人物にどうも没入できない。ストーリーにも荒唐無稽さに磨きがかかった感あり

  • 1巻目から比べると内容もぶっ飛んできた。
    突っ込みどころはいくつかあるが、次の巻で読むか終わるか決めることにする。

  • 1年で完遂する事が求められたプロジェクトで本来の銀行の在り方を取り戻すべくヘイジは奔走する。
    闇の茶会は不思議な感じで、管理経済社会は別の物語を読んでるような違和感がありました。ヘイジの妻の病は、優しい夫とその行動と思っていたが返って悪化させてるとは気がつきませんでした。最後に
    プロジェクトチームの若者には残って欲しい。

  • 『メガバンク 二瓶正平』シリーズ三作目読了。池井戸潤の『架空通貨』を負とすれば正の架空通貨が描かれる、本作。エンタメ小説の飛躍感が心地よい‼

  • 第一巻のリアリティーとフィクションのバランスが好きだったのに
    今回は、あまりにも突拍子もない話
    面白いことは面白いが微妙

  • ようやく主役がメインの話。最終編としたら、以外なストーリー。日本の歴史、求め続けた理想、これからの日本。やはり、今の時代を踏まえれば、少し考えるところがあるのかな。
    まぁ、考えても分からないことは分からない。それは、起こった時に考えよぅ。かぁ…

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著者プロフィール

一九五九年、大阪府生まれ。一橋大学法学部卒業後、農林中央金庫、野村投資顧問、クレディ・スイス投資顧問、日興アセットマネジメントなど国内外の金融機関でファンド・マネージャーとして活躍する。著書に「銭の戦争」シリーズ、『ダブルエージェント 明智光秀』『ディープフィクサー 千利休』『能楽師の娘』『黄金の稲とヘッジファンド』などがある。

「2021年 『メガバンク全面降伏 常務・二瓶正平』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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