やっぱりかわいくないフィンランド (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 824
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344430617

作品紹介・あらすじ

たまたまフィンランド人と結婚して子供を産んで、ヘルシンキに暮らすこと早数年。それでも毎日はまだまだ驚きの連続! 異常な程ピクニックやサマーコテージに熱狂したり、意外と離婚大国だったり、衝撃的にコーヒーがおいしくなかったり。「かわいい北欧」のイメージを覆す楽しく面白い習慣に、読むとついつい頰が緩む痛快エッセイ。好評第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • "ほんとはかわいくないフィンランド"の続編。フィンランド人と結婚し、フィンランドで子育てをしているからこそわかる現地の実態が紹介されている。

    北欧は社会保障制度が整い、保育園や病院などを利用する際の支援制度は充実していると思っていたが、待機児童はやはりいたり、病院も日本のようにはいかないなど、やはりすべて完璧ということはないのだと知り、参考になった。

    外見よりも中身を重視する人(が多いこと)や文化が根付いているところは、フィンランドに惹かれる点。

  • フィンランドで暮らしてみた|芹澤桂 - 幻冬舎plus
    https://www.gentosha.jp/series/finkura/

    MIWA AKABANE 赤羽美和
    https://www.miwaakabane.com/

    やっぱりかわいくないフィンランド | 株式会社 幻冬舎
    https://www.gentosha.co.jp/book/b13526.html

  • 「ほんとはかわいくないフィンランド」続編。
    フィンランド人の夫と結婚し、現地に住む著者がフィンランドの本当のところを書いている。

    医療と保育園に関してが興味深かった。医療費無料、というけれどその裏には色々な但し書きがあるのだなと。
    コーヒーの消費量は世界一だけど別に美味しくはない…とか。笑

    でもやはり森と湖に囲まれ、自然体の人が集い、「〜しなきゃいけない」という社会からのプレッシャーが少ない国はいいなぁと思う。行きたい。

  • フィンランド人の男性と結婚し、フィンランド在住の著者によるフィンランドあるあるエッセイ、第二弾。二人の子どもも生まれ、保育園事情なども加わった。その上、コロナである。でも、コロナはあまり深く語っていない。というか、日本より深刻化しなかったのかな?
    第三弾もあるらしい。続けて読んでみたい。

  • フィンランドに住んでいる人のフィンランドについて書かれた本
    この手のものは数冊読んだことがあるがその中では1番まともかな
    フィンランドのこと知りたかったら読むべし
    参考になりました

  • フィンランドなら住めそう…!
    リラックスした雰囲気なのいいですよね。

  • フィンランド生活第二弾!
    持ち家の感覚の違いに驚いたり、熊小屋で熊みるとか日本とは違う感じが面白い!
    文化の違いをどう受け止めるかで、どこにいても楽しく自分らしく暮らせるんだなと思いました

  • 前作に引き続き、こちらも面白かった!

    不動産事情やコロナ禍での生活等、〝いま〟が描かれていて興味深かった。料理のレシピもあったので作ってみたい。

    差別の話は特に興味深く、自分は外国人に対してどのように接しているだろうか?相手はそれをどう受け止めただろうか?と考えた。

  • いつか行きたいフィンランド、生活者の実感が伝わる素敵な作品でした。コロナでも生活は変わらないなんて、羨ましい!政治、政策に透明度があるなんてこと、言ってみたい!遠い国ですが、キラキラ光って見えました。コテージでの過ごし方、職場でのコーヒーブレイクなど、なかなか伝わらない一面も見せてくれて、いい国だなあ、としみじみ思いました。フィンランドで暮らすのに苦労も多かったと思いますが、フィンランド愛が伝わってきます。この本片手にフィンランドの地に降り立てる日を心待ちにします。料理のレシピも付いてて、2倍楽しめます。

  • かわいくないと言いながらもフィンランドが好きなのが滲み出ている感じでした。

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著者プロフィール

一九八三年生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。二〇〇八年「ファディダディ・ストーカーズ」にて第二回パピルス新人賞特別賞を受賞しデビュー。ヘルシンキ在住。著書に『ほんとはかわいくないフィンランド』『やっぱりかわいくないフィンランド』『意地でも旅するフィンランド』など。飾らない本音エッセイが人気。

「2023年 『それでもしあわせフィンランド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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