アオゾラのキモチ-ススメ (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-18)
- 幻冬舎コミックス (2008年11月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344814950
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
すずたつ×てらしーCD原作 そのうちCD購入予定
-
んんん~、中学生日記・BLもあるでよ。って内容かなぁコレwwww
BLって「彼と僕(時々ライバル)」で完結!な構成が多いけど、
主人公には友達がいる。
学校へ通っている。
そして友達が、深い傷を持つ主人公を大事に大事に(でも過保護ではない)護ってる。
そういう面は面白かったというか、ワタシ的にツボだったけど、号泣もしちゃったけど、なんだかなぁ・・・って感じだったです。
人間関係とか好きだけどBLだとしたらあんまり・・・ごにょごにょ -
知り合いの方にお勧めされたのでまとめ買い!
崎谷さんの作品なので問題ないと思いましたが、
読んでみて、もっと早く読めば良かった!と良い意味で後悔しました。
冒頭は最悪の出会い、そこからの展開が王道だけれども、とても読んでいて切なかったしドキドキしたし、とても面白かったです。
最初はおい!って思われた冲水が、どんどん成長していく様がとても良かったし、彼自身が元々とても性格の良い子なので、ところどころ、良い男だな!ってなりました。
これなら史鶴も幸せになれるでしょ!という感じでした。
他シリーズと同じく、他に出てくるキャラクターも気になる形で、
こっちはどんなストーリーが?と広がる期待がとても心地よかったです。 -
このシリーズの中で一番好きなお話です。
グレーゾーンのない意志のはっきりした沖村は、過去の恋愛に苦しむ史鶴にピッタリだと思います。崎谷はるひさんの小説の中でもお気に入りの1冊です。 -
始めて読んだ崎谷さんの小説です。こんなに手のこんだBLは初めて読みました。お話重めですが、後味スッキリです。
-
信号機シリーズ1作目。専門学校に通うアニメ科の史鶴と、ファッション科の冲村が主人公で、等身大で身近に感じられる話です。
ただ、専門学校だけに専門的なワードが続出するので、面白いか面白くないかがずい分興味の違いで分かれる内容だと思いました。ものすごく踏み込んだ専門知識に、腐まみれの心が瞬間知的硬派に変質するかと思った。
史鶴が単なるオタクではないことはもちろん、崎谷センセもかなりこだわりがあって、描写に絶対妥協はしたくないんだな、ってことはよーく分かりました。
見た目もオタクっぽい史鶴は、アニメ科と反目するファッション科の冲村たちからバカにされたりしていて、互いの第一印象はサイアクです。でも、ある事件がきっかけで交流するようになってから、史鶴はド派手な外見よりも意外に真面目な冲村に好意を持つようになっていきます。
冲村も積極的に距離を縮めようとしてきますが、史鶴の過去の不幸な恋愛経験が、冲村との関係を進めることを躊躇させてしまいます。
史鶴は自分のことを初心で未経験だと思い込んでいる冲村に、本当のことを言う勇気がありません。嫌われたくない気持ちが切ないです。そのくせ、気丈に見せているところが素直じゃない。
冲村がとてもマトモでいい奴でほっとしました。かわいいところもあるし。そして、とても史鶴を大事にしているのが伝わってきて、読んでいて一番そこが気持ちよかった。
外見だけだと、ちぐはぐで上手くいきそうにもなかった二人が、結局すごくぴったりなcpになったのが読んでいて清々しかった。冲村すごく自然体で史鶴の気持ちを分かろうとしていたし、史鶴もドロドロの恋愛観を打ち砕いて前向きに考えることができるようになってほっとしました。
Hシーンは、一連の崎谷作品から見たらかわいいレベルですが、やっぱり上手い。とっても甘い絡みです。ラブラブな二人の会話に萌える。
あと、個人的にはギャップ萌えがかなりありました。冲村が派手な印象なのにお母さんにお泊りのメールしてるのは、意外だけどかわいくてアリだなと思ったし、オタクな史鶴がHは悪い男にエロエロに開発されてるってのはサプライズで萌える。 -
崎谷×ねこ田コンビの本。元々、ねこ田さんが好きで初めてこの人の本読んだけど。でも最近のねこ田氏の絵は顔がどんどん縦長になっていくような気がする。それはさておき、小説はかなりしっかりしたお話。美術とかPC系の専門用語がバンバン出てきてそこんとこは詳しいことはさっぱりなんだけど、美術の専門学校で知り合った全然タイプの違う史鶴と冲村の恋愛話。
陰湿なつきまといとか史鶴の過去の恋愛のトラウマとか暗い話題がありつつもそういうのを乗り越えてラブラブに・・・ってところで。
しっかりした構成なのでBLじゃなくても全然普通の小説として楽しめるレベルだと思う。 -
信号機シリーズ1作目