- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344821705
感想・レビュー・書評
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触手から始まるアラブの恋w
そしてアラブで王子で受け!……色々やっぱり砂原さんだったww
アラブだったけどふんわりに感じたのはムクさんのイラストによるものかなぁ?や、ストーリーの内容もふんわりだったよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
砂原作品らしい感覚のアラブものです。
パッと読んですぐにお茶だなと思ったんだけど、そういう方多いんじゃないかと。
レンタルビデオの店長をしていた綾高が、いきなりやってきたアラブの王子リインに拉致られる冒頭、唐突で何それ?とも思いましたが、とにかくこの先どうなるのか無性に知りたくなって。それくらい、型破り。
「お約束」からはかなり外れたアラブものではありますね。幻想的なアラビアンナイト風ゴージャスさよりは、現実的なセレブ感がいっぱいだし、何しろ主人公の王子リインが黒髪の攻じゃなく、金髪の受!しかも、17歳のツン。
攻は、拉致られたものすごくノーマルな感覚の持ち主、綾高。ヘタレじゃないけど、傲慢俺様系でもない。どうやって王子様を攻めるの?気になる。
常識を真っ向から覆される快感を思い切り味わいました。
無理矢理連れて来られて、性行為を王子に強いられた綾高は、日本に帰る画策を始め頃はずっと考えていて、ラティーフという協力者も得ます。とにかく、王子が金と権力に物を言わせているのが我慢ならない。同様にリインも性奴隷ごときのくせに、ずけずけとものを言う綾高を不愉快に感じていて、双方気持ちに隔たりがあります。
そんな二人が、どのようにして相手に心を開いていき、歩み寄り、さらには離れがたいまでの愛情を抱くことになるのか、そこが見どころです。中東らしい事件も起こり、ストーリー展開も読み応えあります。
じーんとしたり、うるっとする場面もありました。空港でのシーンは涙。サイード、いいことするじゃないですか。
そう、性奴隷の話らしいですが?エロシーンは控えめな気がします。それより、つのる恋心とか気持ちでの萌え感がメインで、ここでも型破り。そういう作風に、小椋ムクセンセのイラストはぴったりはまっていました。
後日談はSSでいいから、のぞいてみたいかんじ。かっこよく成長したボディガード綾高と、国王としての風格を身につけ一段と美人なリインとか。アダルト編で妄想中。 -
風貌がヨーロピアンなアラブ王子受けの本。本編よりこの子の生い立ちに対する虐めやレイプされた幼い奴隷の女の子のことが頭をかすめて、気が削がれた。
フリなのかと思った綾高の父親の事はそのままだし(サイードとかだったら面白かったのに)
金を持って逃げた母親とか、彼女とか。これだけ長くするなら、もう少し回収して欲しかった。
砂原さんは当たり外れが激しいなー。 -
王道といえば王道なストーリ
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通じないアラビア語で想い告げるところが超切ない。でもそれが精一杯のリインのデレ。可愛かった。
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アラブものといえばお金持ちのスーパー攻め様ですが、本作はスーパー受け様でした(;°∀°)=3リインがもう本当可愛くて可愛くて(≧∀≦)ムクさんのイラストもすごく合ってて(・∀・)イイ!!あまーいお話でとっても幸せな気持ちになりました(*´д`*)
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アラブもの。レンタルビデオ店店長綾高がアラブの島国に拉致されて、王子様の性欲処理に使われる話。
最初はあまりの無茶苦茶さに苛立ってばかりだったけれど、リインがまだ17歳なのに次期国王として考え、民を導こうとしているのを見て心が傾いていく。
リインもまた、数少ない自分の本当の姿を見せられる相手として綾高を信頼していくけれども、最後には彼を日本に返さなければならないと、別れを決意して・・・。
なんでこんなにも王子さまが日本でそんな相手を攫ってこなきゃなんないのさ!!とか突っ込みどころは満載ですが、馴れ初めはさておき、二人がちょっとづつ距離を縮めていく感じが好感が持てました。
ジナーフもらったリインが可愛すぎます・・・。 -
王子かわいい!!!!
けど、攻めが好きになれない…
砂原さん読むのは二作目だけど、やっぱり文体が苦手かも…
地の文に口語混じりなのが読みにくい