消えない噛みあと (バーズコミックス リンクスコレクション)
- 幻冬舎コミックス (2012年10月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784344826267
感想・レビュー・書評
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友人から借りた本。
短編が4つ収録されていました。表題作は描き下ろしで、これが一番新しい作品。あとはずい分昔のもので、比べると絵柄が違います。すごく上手くなっている。表題作の絵柄は好み。
高坂は武田と中学からの腐れ縁。大人の今も彼の親が経営する会社で一緒に仕事をしているのですが、上がり症の武田は昔から緊張した時には高坂の首に噛み付いたら落ち着く、というヘンな癖があって…
ただ噛み付かれるだけの行為に、ドキドキして戸惑う高坂も、大人なのにまだ噛み付いちゃってる武田も、恋に臆病なヘタレだったりします。テキパキしてる兄ちゃんがいなかったら、いつまでたっても噛み付いてるだけだった?
続く2作は掘り下げ方が甘かったせいか、ちょっと感情移入しにくかったかな。どうして、好きになっていったのかというのが曖昧で、説得力に欠けていた気がします。前後が説明不足で意味不明なところが残念。
最後の愛一貫?これはかなり気に入りました。坊主攻は萌える。攻受が男っぽいのがいいし、ちょっとレトロな893ものというのもツボ。
痛いようにみせて、実はすごくあまーいところがよかったです。もう少しエロが濃厚だとさらによかったかな。
カバー下はかわいかった~お兄ちゃんに笑った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012/12/25
【普通の上】表題作、幼なじみ同士:武田×高坂。 緊張すると噛みつきにくる武田に恋慕を抱く高坂。 この二人をなんだかんだで結びつけた武田兄の話をカバー下4コマのおかげで読んでみたくなった。 他→『過日のなごり 前後編』元同窓生と再会する話。 紆余曲折した挙げ句くっつくってのは好き。 『Please Say Yes』イエスノー枕を思い出したのは自分だけだろうか?(笑) 『二本の仁義』893的主従の従×主の下克上CPは◎。 攻のハゲ頭もとい坊主頭が地味にポイント高。 名前も込みで…(笑) -
2.5。うーん。初作家さんですが外しました。リンクスも知らない人を買うのは外す率高いなぁ。
絵が硬いし下手で気になってしまって。厚みなかったり巨頭だったりコマ毎に別人だったり。てか表紙見て買ったのに中のキャラと全然違って、えっとなりました。表紙の2人はどこみたいな。手が微妙な時点で微妙な予感はしてたのですが。絵もあれだし話も非常に微妙でした。えっ。の連続の展開だった意味が判らない。話の展開もモノローグの繋がりも諸々。すごくぎこちなかったです。
次の話もひどかった。もっと意味が判らなかった。機微が雑すぎる気がします。
最後の話はこの中では良かったです。でも最後唐突過ぎましたけど。ぶちって。配分が下手だなぁ。それは真ん中の話でも思いました。前後編で前編の終わり方がひどかったです。起承転結の構成の配分が下手なんだろうなぁ。引きとかでなく、全然意味が判らないところで前編終了で、雑誌で読んでたらぽかんとしたと思う。単行本でも引っかかるくらいだし。 -
短編集。
表題作が一番好きでした。佳清がヘタレだけど、決めるとこは決めるしかっこよかった。
お兄ちゃんもなかなかv