- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344831124
作品紹介・あらすじ
警視庁捜査一課でもお荷物扱いとなっている特命捜査対策室五係。中でも佐竹は、気怠げな態度と自分本位な捜査が目立つ問題刑事だった。その上、佐竹はプライベートで更なる問題を抱えている…。それは、元暴力団幹部で高級料亭主人の高御堂と同棲していること。端正な顔立ちと、有無を言わさぬ硬い空気を持った高御堂とは、快楽を求めあうだけの、心を伴わない身体だけの関係だった。しかし、年月を重ねる中で、佐竹の想いは次第に形を変えていく。そんな中、佐竹の過去に暗い影を落とす『月岡事件』を模倣した連続事件が発生し、更に犯人の脅迫は佐竹自身にも及び…!?
感想・レビュー・書評
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元暴力団幹部と捜一刑事の恋(?)も2冊目になりました。
基本的には事件捜査がメインとなり、相変わらずラブラブとは程遠いのですが、個人的にはこういう名もなき関係ってめちゃめちゃ好きでして^^
攻受とも、他人に甘えることなく生きてきて、唯一素の自分を出せるのはお互いだけ…っていいですよねぇ〜(≧∀≦)
だからといってベタベタ馴れ合う訳でもなく、むしろ会話も素っ気ない…。攻に至っては姑のごとく、受のマナーや立ち居振る舞いに文句言ってるし。
まだ受の秘密は明らかになりませんが、朧気なことはチラホラ文中に出てきています。
現在の事件と並行して、攻と受が関わりを持つようになった過去の事件も話が進むのですが、意外と混乱しないというか、過去にはいない黒岩の存在がそうさせているのかも知れません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
佐竹の過去の事件もちらほら出てきました。そして黒岩が梁山泊に突撃。怖いもの知らずってコワイ。
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ホント面白いですね。 2本立てで現在と過去と同時進行で段々と謎が明らかになっていく感じですね。 前半部分では何故佐竹が5課にいるのかってのが分かるんだけれど、 肝心な所はまだあかされていない! でもまだ佐竹の能力がなんなのか?