- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344833104
作品紹介・あらすじ
両親を事故で亡くした十八歳の春己は、大学進学を諦めビル清掃の仕事に就いて懸命に生きていた。唯一の心の支えは、清掃に入る大会社のビルで時折見かける社長の波多野だった。住む世界が違うと分かりながらも、春己は紳士で誠実な彼に惹かれていく。そんなある日、世話になっている親戚夫妻から、ゲイだと公言しているという会社社長の花嫁候補に推薦される。恩返しになるならとその話を受けようとしていた春己だが、実はその相手が春己の想い人・波多野秀人だと分かり…!?
感想・レビュー・書評
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普通の花嫁ものとはちょっと違う印象。若き社長のスーパー攻め様かと思えば年の離れた受けにメロメロ過ぎる危ない人でした。ゲイ発言とか行動が軽いわ。★3.5
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★3.45
設定とか展開とか、すごい好きな感じだけど思ってたより萌えず…。両親が亡くなってからわりとすぐ、親戚夫婦に引き取られてあっさり養子になるとか切り替え早いなとか、色々都合よすぎる展開だなとか、結構引っかかるところあったり…。受けが余りにも幼すぎるのかも。本当、攻めが絆されて惚れたって感じ。イラストすごい可愛かった。 -
春己かわいい。執事編読みたい。
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甘くてちょっぴりビターな花嫁もの。王道BLを読みなれてる人ならだいたい想像がつくエンディングなので、正直もの足りなさもありました。でも心癒されたい時にはちょうどいい読み応え。
ひそかに憧れていた秀人に花嫁候補として選ばれ、やっと幸せをつかんだかに見えた薄幸で不憫な18歳の春己。ただかわいいだけじゃなく、明るく前向きに頑張る姿が18歳らしく純粋でよかったです。加納に向かって、ちゃんと嫌なことは嫌と言ってくれてほっとしました。
秀人は最初諸々の理由で存在感が薄かったwけど、春己を意識しだすようになってからはとてもその心理状態が面白く興味深くなってきました。
とにかく秀人の溺愛加減がハンパありませんでした。若い子相手に挙動不審になったりメロメロになったり、かっこいいはずの大人がとてもカッコ悪いことになって、秘書に笑われているのにニヤつきました。
溺愛、年の差、薄幸の受にツボつかれました。秘書の吉川もすごくいいキャラ。
SSの「がんばる花嫁」は、そんな吉川にまったく見当外れのヤキモチを焼いて、健気でかわいい嫁に迷惑かけまくったあげくケダモノになる秀人が残念で笑いました!