君は僕だけの果実 (幻冬舎ルチル文庫)

  • 幻冬舎コミックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344834941

作品紹介・あらすじ

小さなペンションを下宿屋として切り盛りすることになった水貴。兄のような拓也が傍にいてくれて心強く思うが、そんな拓也からいつもより過剰なスキンシップとともに積年の想いを告げられ、困惑するまま断ってしまう。新しい住人からも熱い視線を送られたりする一方、いつしか水貴は拓也との何気ない接触にばかりドキドキするようになって…?

感想・レビュー・書評

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  • 幼なじみリーマン×下宿屋
    下宿としてやっていくことになった水貴の元に兄のように慕う拓也が下宿することに。
    バイト先の常連の『王子』も下宿。ちょっと厄介そうな平塚も下宿。
    試行錯誤しながらやっていく中、拓也からの突然の告白。やたらと押してくる拓也にもう気持ち的には折れてる水貴だけど、身体の関係までとなると…

    王子にも平塚にも迫られて、でも結局拓也が好きでって話なんだけど、ちょっと物足りないなーという印象。王子と拓也はもっとバチバチしないと当て馬の意味ないしーって感じでしたね。
    平塚にいたってはライバルにもなってなくて、遊びで誘われた。懐かれた。レベル。
    お話として、うーん。だな。

  • 開発事業に沸き返る町を舞台に幼馴染み同士が紡ぎ出す、優しく愛しい物語。
    主人公の水貴が、母親の再婚を機に一人でやっていく事になった下宿屋には、幼馴染みで社会人の拓也、大学生の成晃、錦が入居しています。水貴を中心に繰り広げられる日常は、穏やかで、ちょっぴり刺激的で、読んでいる側も何だかこの下宿屋の住人のような感覚に♪
    好青年に成長した拓也が水貴に寄せる想いは、大人の男性の力強さと余裕に満ちていて、大学生2名よりもぐっとリードしている感がありますね。これならば水貴がなびくのも納得です。いい男に一途に想われる主人公……羨ましすぎる(笑)。
    実は水貴は昔、事情があってとある男性と重要な約束を交わしており、そのために拓也の想いにすぐ応えられずにいました。しかーし!この胃が痛くなるような問題は、思わぬ形で解決します!!昼ドラみたいな展開を回避できてほんとよかった。ついでに、BL最大の難関?両親の理解もこれまた気持ちいいくらいの片付きっぷりで、内心万歳三唱。
    ストレスフリーでさくさく楽しめる、終始まったりした日常系BLでした。ハードモードな作品にお疲れ気味の方は、ぜひこの作品に癒されてみて下さい♪

  • 主人公である水貴は、母親と一緒にペンションを経営していましたが、母親の再婚を機に一人で下宿屋を始めます。お隣に住んでいた兄のような幼馴染の拓也や、幼いころに泊まりきた初恋の大学生の成晃、女好きの大学生の錦が下宿をしていきます。

    拓也の告白前から、水貴は拓也がかわいくて仕方がないとばかりに溺愛しています。もう自分から離さないとばかりに、甘々です。
    その甘さに思わずうっとりとしました。
    水貴は母親の経営するペンションのために借金をしてしまい、その対価として、20歳になったら愛人になるという約束をします。そのために、拓也への思いをとどまってしまいます。
    ちょっと簡単に解決するなと思いましたが、その後に水貴のために、拓也が自分の家族や水貴の母親にまでしっかり根回しをしていることがわかり、さすがやっぱり甘々な溺愛で、思わず萌えました。
    水貴はかわいく、拓也は包容力があって、二人がいちゃついているところはなんていうか、幸せになってねっていうほど、ふわりとイメージにぴったりでした。

    全体的に、思わずほっこりして、幸せな気分になれました。

  • リーマンの拓也×下宿屋のオーナー・水貴。幼なじみ同士。
    うーん、よかったんだけどいまいち萌えきれなかった感じ。水貴の心の重しも最後にあっさり解決しちゃってるし。でも下宿っていう形態は好きなのでまあまあ。水貴も好みなキャラでしたし。
    イラストが素敵でした。カワイ先生の攻の背中、特に肩甲骨がすっごい好きだ。

  • 甘いのはいいんだけど、メインの2人以外が中途半端で…(*_*)
    受けもあっさり認める感じとか、攻めの強引さとかなかなかご都合主義っぽくて。
    でも、甘い話が読めたのでいいかな。

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